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佐保川桜祭り

4月5日、佐保川桜祭りの最終日、奈良に来た。
燈火会の代表さんからのご依頼で、行灯用に絵をかいておくってあった。
昼間の桜の下での行灯と、あかりの入った絵の具合が見たくて、朝早く起きて
奈良行きを実行。行灯をブログします。
燈火会の皆さんには良くしていただいて、ありがとうございました。

「繋がる 」の大灯 、行灯
「繋がる 」の大灯 、行灯
薄暮からの火の入った行灯の様子
ピンク色のみの私の作品 中央
薄暮からの火の入った行灯の様子
これから火の入った行灯が21時まで夜桜と共演する
満開の佐保川を有難くも体験していました。
これから火の入った行灯が21時まで夜桜と共演する

3月31日

良く晴れた日曜日であった。春はもやっていることが多く、富士山は望めない日が多いのだが、今日はシルエットの美しい富士山が愉しめた。
姪の娘が友だちとお泊まり出来てくれた。ヨモギを摘んで、明日の草団子の準備をして、海岸に夕陽を拝しにドライブ。
丁度そんな時間。夕闇の訪れの前に、夕映えの空が広がって、富士山のシルエットが何時にも増して美しい。
久し振りに見る空と富士山。雲の形が迫力を増してくれている。
お嬢さん二人が冷たい海の打ち寄せる波に素足で戯れていて、私は車まで戻って、濡れティッシュとタオルを運んで、召使い。
そんな3月31日の二度と戻らない愉しい夕刻を過ごしたのです。

海から出て足の砂落とし
海から出て足の砂落とし
召使いの私
召使いの私
富士山と雲
富士山と雲

平成からその先にある時代の芸術家・創造者たち 発刊記念展覧会

元号がかわる5月1日から同6日まで、金沢21世紀美術館「市民ギャラリーB」において標記の展覧会が開催される。
私もオファーを受けて展示される。今、17年前に個展を金沢市で開催したことがあるので、その時の芳名帳を繰り出して
ご案内をしているのだが、今となっては達筆がすぎて、読めない方が多い。その時点では確か読めたはずだった。
まだ、途中で、発送し終えていないうちになんと、4通も戻って来た。宛所にいない、同じ番地に何人もいて配達出来ない、
そんな注意書きの赤スタンプ付きで。17年というのはもう相当昔らしい。松任市は既に無い。白山市という市名になっている。
これは発送前に気が付いて、松任市と書いた後で二本線で訂正して発送した。もう封筒の数が心細くなっていて、破り捨てることが
出来なかった。ご勘弁ください、なのです。
目の前で書いてくださっている時には、読めたはずなのにどうして時間が経つと読めないんだろう。私は相当ファジーで、大凡は
読める。人も“あなたはファジーだから” 読めるんだよ、と誉め?るくらい。
まだ間があるので残りのページの方々にもお出ししたい。今日土曜日は一通も戻ってこなかったので心は平安であった。

出品作は「西行・さまよう心」20号サイズ。この作品は長い間ニューヨークの画廊にあって、私自身ニューヨークへはもう行かれそうも
無い、と思い、送り返して頂いたもの。掲示します
奈良の佐保川で開催される桜祭りの行灯用水彩画を描いたのだが、そろそろ桜祭りも始まる。24日から4月5日まで。で、行灯に火が入れられるのは
3月30日から4月5日までなそう。(主催者・代表者さんからのオファーがあってのことです)
歌を詠んだ
やがて来る花の盛りを身を分けて佐保川に見む燈火祭りよ

で、西行の歌が好きな私
西行のそのきさらぎの望月が4日とせまる花咲くならむ          望月の夜は雲が厚かったです。しかし花は咲き始めました

西行・さまよう心/ 20号サイズ
コラージュ・油彩
西行・さまよう心/ 20号サイズ

3・11の記憶 平成30年度宮城野区文化センター震災復興交流事業 佐藤通雅 ・(短歌)x 佐々木隆二・(写真)

 歌人で評論家の佐藤通雅氏が発行する「路上」No.143が送られて来た。そこで上記の標題 [3・11の記憶]を知る。
 『これは夢でなく劇画でなく映画でもないまがふかたなき現といふもの』ー通雅ー 2月22日〜3月16日
というものであった。
30年度の確定申告、納税を延期申告修正(分割)して、ヤレヤレの帰宅。借入金を返すために土地を売却した昨年6月。
お金は残っていないのに、借入金には関せずと、官吏。疲れ切っていたが、そうだ!明日仙台行ってみよう!!
家の中には問題山積。とりあえず手に付かないこともあって、頭の疲れを新幹線で取ろう、、、
3月9日頃からの新聞紙上で、2011年のあの大災害が新たな涙を呼び戻してくれ、そういえば2011年の確定申告はどうしたっけ?
調べてみると、8日の消印があった。
さて、早起き。5時半に起き、大人の休日倶楽部の会員証を提示、はやぶさ に乗れるてはず。もどかしいのは駐車場から駅迄の歩く距離と逗子駅から
東京駅迄のあわせて1時間半ほどの時間。駅頭で大切な友人から携帯電話。仙台に行く途中のことを告げ、聴いたはずの乗車番線があやふやになり、携帯電話
を持ったまま駅員さんに東京行きの乗車番線を聞き直す。電光掲示板が違って見える。なんだか旅慣れぬ雰囲気。荷物は無いのに、もちろん現金もほぼ無し。
途中で仙台の友人にメール。午前9時を回っている頃合い。運良く会えることになって、仙石線のホームで落ち合うことに。もう少しのんびりしていたら、
友人は整骨院にいて、メールを見なかったりといった塩梅。
新幹線は速い! 携帯電話があって、上手く友だちにも合え、宮城野区文化センターへ。震災復興交流事業の短歌と写真のメモリー展を観る。
佐藤通雅先生に写真を撮っても良いか了解を頂こうと、電話をかけるもお留守。しからばと、全部 iPad に納めて帰る。
一緒の友人が昨年の展示も見てくれたのだが、今回はカラー ね、と。昨年の会場は仙台文学館。この時にはこの友人に案内しただけで、私は行っていない。
写真が違っているというので、歌も違っているはず。
 『生、まして死すら知らざる一、二歳 また三歳の碑名は並ぶ』ー通雅ー

友人と言葉少なく会場を後にした。
その友人を詠う
声かけし友はひとりし蕎麦代を払ひかまぼこ最中持たせてくれぬ   いい人です
仙台に二時間十四分『3・11の記憶』の展示見 ずんだ餅買ひ帰る   一方の私

シンビジウム満開
シンビジウム満開
水仙が咲き始めました
水仙が咲き始めました
オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリ

シンビジウム

今年は霜にやられなかったシンビジウムは一本のみ。
屋根または椿の枝が霜を防いでくれた。昨年は6本全部霜枯れ。
霜よけが遅すぎたのでした。
雨の中、ピンクの侘助が沢山咲いています。
それと紅白の椿です。

増植禁止品種のシンビジウム
増植禁止品種のシンビジウム
侘助
これは前日の晴天の日の撮影
侘助
紅白の椿
これも晴天の日の撮影
紅白の椿

春の庭

我が家の庭の草木に花が咲いています。3月3日ひな祭りの今日は珍しくも雨。
雨の中をひな祭りご飯を持って、千恵子さんが来てくださったのです。
アワビを売っているお店は閉まっていたそうで、残念。
大きく切ったお豆腐をお椀に、春菊を入れて。美味しい! って言ってくださって
ひな祭りご飯をいただきました。食べ切れませんでした。
とても上等なご飯でした。

ひな祭りご飯
ひな祭りご飯
我が家の気に入り雛
紙のお雛様
我が家の気に入り雛
お雛様、今日一日飾りで、お出ましお出まし
お雛様、今日一日飾りで、お出ましお出まし

置き忘れ

書類を片付けていたら、ロアール・アカデミーのフランソワーズ・イカールさんからの賞状も見つけた。 マドレーヌ寺院での化粧箱展にたいしての賞状。危ない危ない! あんまり整頓されずに乱雑極まりないこの状態を脱出しなければ! と思い悩んでいる昨今。 どさり と捨ててしまいたいものだがそうもいかない。そんな時にである。 イカールさんのサインだけは読める。 と、ブログしている間に、賞状の日本語訳が届き、同時に数枚の写真も届きました。 フランソワーズ・イカールさんが長い間多田祐子のこの作品を覚えていて下さって、 化粧箱にと、推薦してこられたのでした。 小さな箱です。イカールさんが笑顔で手にして下さっている写真を載せさせていただきます。 「富士とわたし」 は、夫の病気にビックリして、目が離れてしまったのです。 これも掲示します。

貴殿の優れた創作物はフランスの芸術的観点からも高く評価され、今後日仏交流の発展に寄与するものと考えます。フランスの芸術組織を代表してこれを賞します。
貴殿の優れた創作物はフランスの芸術的観点からも高く評価され、今後日仏交流の発展に寄与するものと考えます。フランスの芸術組織を代表してこれを賞します。
イカールさんが笑顔でもってくださる多田祐子の化粧箱
イカールさんが笑顔でもってくださる多田祐子の化粧箱
富士とわたし SM(サムホール)

佐保川桜祭り燈火会

ご近所で河津桜が咲いている。そう遠くないお寺さんの敷地内には数本の河津桜があって、今通る度に
脇見運転している。
奈良県の佐保川桜祭りの実行委員 長さんからの依頼があって、行灯式で桜の季節に限り飾られる燈火会
のための絵を描いて送った。
水彩か墨で、とあった。墨では燈火の効果何如? と、水彩にしてみた。
普段、水彩を描かないので、ちょっと難儀した。
昼間に見る感じと夜のアンドンを思って、色々試してみたが、どうも具象はいけない!
抽象にした。
さて、水彩絵の具を買ったは良いが、筆が売っていない。2〜3軒行ったがどうして無いのか?
学校では絵とか工作の時間が無いそうだ。悲し過ぎる。

とにかく美しい絵ができた。階段状に上からも下からも桜の開花。そう思ってほしい。
ハハハ
こんな絵です

小品たち

サムホールたち
オイルパステル画たち