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続きです

題名はこれから考えるものもあります。

をんなの時間 さまざま No.30

私家本 豆冊子の手作り歌集「をんなの時間さまざま」そのⅩⅩⅩ つまり30号が出来ました。
48首を入れて、いつもよりちょっとだけ厚いです。
奈良と京都に急遽行き、そこで出来た数首を加えたのです。
ご興味がおありの方は、コンタクトください。
表紙を掲載します。A6サイズです。

をんなの時間さまざま no.30の表紙左と裏表紙右
墨絵・コラージュともに多田祐子の作品
をんなの時間さまざま no.30の表紙左と裏表紙右

先日の奈良行き

9月16日、第2日目に奈良在住の橋本征一氏が春日大社の着到殿で開催中の「まほろばの灯り」展に行って下さったと、写真が届きました。
明るい真昼間だったようで、私が暗い会場の様子しか撮せなかったので、とても有り難いものでした。

着到殿の入口
着到殿の入口
行灯型でスマートに
行灯型でスマートに
奈良市在住の橋本征一氏
奈良市在住の橋本征一氏

奈良行き

先日9月19日は糸瓜忌であった。正岡子規の子規忌、獺祭忌と3つもの呼称がある。
新聞の折り込み広告に「正岡子規平成文学賞コンクール」作品募集とあったのは6月末か7月初めであった。
応募作品全部を春日大社にパネル展示。とあって、展示する場所は、着到殿。朝廷からの使者が馬を止め、
準備に使用したという、今は国宝の建物。
少しまともな作品があって、私も応募。まあ全部を展示するとあったので、外れることはない。
参加資格一切不問、ということ、参加費無料も嬉しい。
先日、9月15日〜17日までの、丁度春日大社での万灯籠に火が灯されるお祭りの期日と併せて
開催された。
土曜日の朝の新幹線で京都につき、近鉄を利用して午後1時前に奈良駅到着。
先ず、山の辺の道の天理にある「石上神宮」に向かう。
4〜5年前に戴いた「玉の緒」がいつのまにか身代わりをしてくださっていて割れている。
お納めしたいとずーと思いながら実行してこなかったので、今回、お納めとお礼と、
新しい玉の緒をいただくために、薄雲る山の辺の道を急ぎ行って来ました。
さて、春日大社に向かうと、多くの若者達で奈良公園は賑わっていました。
コンサートがあるというのです。堂本剛さんのコンサート会場作りの様子を横目にしながら
国宝殿を過ぎて、警備員さんに着到殿を教えてもらい、自作の歌がパネルに展示されているものを
確かめて来ました。
選者の正岡子規の末裔の先生、スタッフの方、募集社の社長ご夫妻にもお会いし、およそ一時間
ばかりを春日大社に遊んで来ました。
泊まりは京都で、とても可愛がって戴いている「舞」の先生のところで、先生のお料理をご馳走に預かり
宿に、遅刻してしまいましたが、したたり、という結構なお菓子を美味しいお茶とともに頂戴して
0時も過ぎる頃就寝。翌日はまた、ちょっと予期せぬ方向に流れて行き、面白いというと変ですが、
深草墓園の合同慰霊祭に参列、焼香。縁ですね!ということで、鈴木検校さんの秋彼岸参りができました。
円照寺に行こうという計画はまたの日に。
「をんなの時間さまざま」 その30の豆冊子に奈良の旅、京都のエピソードの歌を歌いました。
近々お届けいたします。

石上神宮の神鶏
横を向いてくれなかったのです
石上神宮の神鶏
行灯に展示されている人はベテランの方々
私は一般応募でパネル展示
行灯に展示されている人はベテランの方々
25歳の正岡子規の全身大写真162cm程だったそうです
よみびと・10月号に18首載る予定です。多田祐子
25歳の正岡子規の全身大写真162cm程だったそうです
万燈籠祭りのために燈籠に灯りをともすボランティアの若者
日暮れを待てずに、春日大社をあとにする
万燈籠祭りのために燈籠に灯りをともすボランティアの若者

きままや 特別展

従兄弟の経営する「きままや」で今日9月11日から10月10日までの日程で、「きままや」第6回多田祐子展を始めてくれました。
小品のみの展覧会です。
宮城県栗原市若柳川北町裏にあります「きままや」は予約制の主の気分次第でお休みも、まちまち。
人口の少ない町ですが、通りによっては電線や電信柱の無いオシャレな田舎です。
新幹線はくりこま高原駅が最寄り駅。東北本線は、石越駅下車です。
迫川という美しい川があり、栗駒高原、栗駒山が有名で、渡り鳥の多く飛来する伊豆沼があります。
9町1ヶ村が合併して、市庁舎は「築館」というところにあります。若柳は一番端にあり、登米市の隣りになります。

一度お訪ねください。といいましても、昼は余程前からの予約で無い限りは、食べさせてくれませんので、ご注意ください。
料理の腕は大したもんで、盛り付けも、諸外国やら、クルーズで食べ歩きをして学んでいるらしく、なかなかです。

またスイス、チューリッヒでのアートフェアーもそろそろ今年の会期です。
スイスにお出掛けの機会がだぶりましたら、覗いてください。6点出品しております。

秋のアート展

画廊企画「秋のアート展」にいってきました。
作家の大野芳氏と、翻訳家のポール・マッカーシー氏が覗きにお時間を割いてご来廊。
台風の風のなか。時折大雨が降ったらしいですが、我々が近くのお蕎麦やさんに昼食の
お蕎麦をたぐっている間だったり、とにかく雨には濡れずに済みました。

作品は2点。薄墨の小品と随分以前の発表して来なかった10号サイズの油彩画。
今綺麗な色の絵の具が手に入らないので、以前のもので出品してあります。

大野芳氏とポール・マッカーシー氏
大野芳氏とポール・マッカーシー氏
小品の薄墨「川底の秋」
左は「コスモス」・非売
小品の薄墨「川底の秋」

シエナ日本美術家協会会員展

今日8月25日も暑い日でした。暑い中「お江戸日本橋ギャラリー」での“シエナ日本美術家協会会員展が開催され、
イタリアからのお客様をおむかえしてのトークが持たれ、批評があったので、出かけてきました。
シエナの作家さんたちの作品が数展あって、お国柄が日本の作家さんたちとはハッキリちがっていて、
その点では面白いことでした。
お二人の博士にお願いしまして写真を撮ってきましたので、掲示します。

多田祐子の作品の前でペトリオーリ博士と
ピェールジャコモ・ペトリオーリ博士はイタリア・ルネサンスの史学権威
多田祐子の作品の前でペトリオーリ博士と
ダニエーレ・サッソン博士の絵の前で/軸。私はもっと左によるべきでした
プリズマ・マルチメディア協会会長/ペトリオーリ博士が師と仰ぐ
ダニエーレ・サッソン博士の絵の前で/軸。私はもっと左によるべきでした
ペトリオーリ博士の小品3点
ペトリオーリ博士の小品3点

大中 恩の「歌曲の夕べ」

8月9日の夕刻、新宿初台の東京オペラシティリサイタルホールで開催された大中 恩氏の「歌曲の夕べ」
には、友人のとも子さんが一緒に行ってくださった。旧い友人で44年ほど前からお付き合いくださっていて
多田祐子の油絵はたぶん10点以上お持ち。
熱中症で少し前まで一週間入院していたという彼女は、夏風邪も加わって声が出なかったそう。
食欲は少し戻っていて、5キロ痩せたとも子さんを、今が丁度いいから、キープしてという私は、3キロ程
体重を落とさないといけないのに、予約しておいたイタリアンの主があらかじめ作っておいてくださった
サラダ、パスタ、ピザを平らげたのです。
それに京都から届いた出町柳の豆大福を一個持って行って彼女にプレゼント。デザートでした。
まあ食欲は戻っていましたから安心したのです。

さて、6:30開演のホールまでは、タクシーを走らせました。夕刻とはいえまだ暑い新宿の街。
タクシーは裏口に我々を降ろしたので、見覚えのない厳つい建物に、疑心暗鬼。
隣の建物まで歩き、長い通路を急ぎ、地下にあるホールにたどり着きました。

あとは次の短歌でご報告します。

祇園祭りに行ってきました。

15日夜の宵山では長刀鉾に夫のみ上り、女人禁制のため、入口辺りからせっかくのチャンスなので
写真に収めようと待ち構えるのですが、ちっとも此方を向かないのです。
お伴をしてくださっている、お姉さまが一緒に声をかけてくださるのに、聞こえないらしく、しかも
なかなか帰ってこない! 賑やかな祭りでもあるから仕方ないけど、とうとう良い写真は撮れずじまい。
この後女も上れる菊水鉾に3人で上り、コンチキチンとお囃子を始めていただいて、満足。
16日は屏風祭りにご案内いただき、4年前とはまた別の屏風をいくつか拝見。見事な町家のコレクションを
堪能して、マジックショウとゴスペル隊の歌声を楽しみました。大勢の人波をかき分け、迷子にならないように
気おかけ、知り人のお店に寄って、宿に戻ったのは11時過ぎ。
17日。いよいよ鉾の巡行。10時過ぎ、市役所前の交差点に繰り出し、人々の垣根を少しずつ破って見晴らしの利く一番前に。
一昨日に夫が上った長刀鉾が先頭をきって巡行してきます。交差点では、細竹を敷き詰め水をかけてやがて引き手が力を合わせて、鉾を3度にわたって90度向きを変えるのです。技と信頼の見せどころ。
7階建位の高い鉾は、バランスを崩すと全体が倒れる、というので、暑い中、真剣なしかも神事なのです。
たくさんの鉾を見ました。かまきりも神さまでした。蟷螂鉾があるのです。
鉾の進行を指揮する指揮者の腰が入っていない、腰が入っていて美しいなどと、批評もしつつおよそ二時間の見物。
ビルの陰がやがて太陽の巡りで消えるという頃、熱中症を考えて終了。
3日間の八坂神社の祇園祭りを堪能させていただきました。
有り難うございました。

ご案内いただいた方々と町家衆の屏風祭りで
下の階ではゴスペル隊の歌が披露されて、済んだ後の撮影
ご案内いただいた方々と町家衆の屏風祭りで
宵山で
宵山で
鉾の高さ
鉾の高さ