ハワイ大学への寄贈
先日ハワイ大学学長のレオン リチャード氏から直接お手紙があって、作品の寄贈の願いであった。ハワイ大学における教育のために使用されるとお考え下さい、とある。この10日あまり、新作にしたものかどうか、とにかく描き始めたら、夫が珍しく口出しをする。新作じゃぁダメだよ、と。多くの人の目に触れたものじゃぁなきゃ、というわけ。されど、小品はあまり無い。どれも3・11のあの大災害で、色調が淡くなって、強い色調のものが無い。
描き始めた絵も、なんとなく放ったらかしに。8号サイズという上限(わたくしの作品は)。
倉庫に入って、8号サイズの絵を探す。在りました、有りました。“草原の十字星” です。やはり淡い絵ですが、これしかない!
北鎌倉古民家ミュージアムでのあじさい展に飾り、宮城の従弟のきままやにも飾ってある?。それほど多くの展覧会に飾っていないが、そこそこ人気があった。安くないので、売れずにまだ手元に残っている。残っていたわけは、そうか、ハワイに行くためだったか。
そんなわけで、ここ10日ほどが過ぎた。昨日梱包を終えた。websiteの作品群には掲載されていない作品。プロのカメラマンがエジンバラに行って日本には居なかった時期の作品。その内に自前の写真でお目にかけましょう。
因みにこの寄贈の一件は、一般社団法人 世界芸術文化交流会が企画した、「ことなしの美術展 州立ハワイ大学収蔵」州立ハワイ大学カピオラニ・コミュニティカレッジ開校50周年記念事業 ー『終戦70年 〜事無しに、霊験なる御霊を祈り、芸術の架け橋で世界を繋ぐ〜 』ーということで、未来の平和を祈り寄贈に応じます。