間隙をぬって
夫を月一のショートスティに預かっていただいて、少し遠く、奥飛騨温泉郷に行ってきた。
行きの高速バスの乗客は私ともう一人だけ。ホテルのマッサージ室の人員は撤退していて、
肩やら背中のマッサージは受けられずでした。お客様が来られず、キャンセルの嵐は、コロナの所為。
いつもの部屋で、持ち込んだスケッチブックに取り掛かれたのは、4日目。それまでに
墨と筆と習字紙も持って来ていて、どうにか溜まっている歌をお習字紙に、手習を兼ね清書。
毎食をいただき、富山までやら安宅住吉神社までドライブにお連れいただき、また歌ができた。
9:30過ぎケセランパサラン青葉風北陸高速富山を入る
安宅住吉神社は難関突破の霊験あらたかという神様。義経と弁慶主従の「勧進帳」で、有名。
ここに「別雷神」様が相殿なされていることを知る。
「別雷神」は、上賀茂さま。京都の上賀茂神社ではおりしも上賀茂祭。
今年も先日「双葉葵」をお納めした。何という仕合わせなこと。
昨年同様コロナで神事のみのお祭り。そしてここでお供とはいえ、言霊で、お礼参りが出来ない遠路であることを
お告げした。お連れくださった人が、お礼参りは代わりにしますよ、と、ご親切。が、わけいかずちのかみさま
に、こちらでお会いできたことが何より嬉しい。またお詣りできるでしょう。
小松の海岸で49年前に撮影した写真がある。北方領土返還オルグの際に小松市まで来た。
その時は安宅住吉神社さまにはお詣りしていない。が、二度来た事になる。一度あることは三度あるらしい。
きっとまた来られるだろう。
安宅の関所越えの際の銅像と、ホテルで描いたオイルパステル画を三点。途中ですが。