17日の土曜日に山の向こう側にお住まいの小坂夫妻がフト見えられた。水仙の花束をお土産に。小坂夫妻には2007年5月にお家を開放していただいて、いわゆる“展望展”を開催していただいた。相模湾が一望できる大窓のある魅力的なハウスで、すっきりとしたお家。ちょうど昼ご飯のときだったが、食べかけのうどんは私たちの二人分しか無くて
ご馳走出来ず仕舞い。生憎なことでしたが、遅い朝餉を食べてきたばかりとおっしゃる千香さんを信用して、りんごとお茶のみの一時を。ご主人さまは御神輿を担がれに季節が来ると深川まで出掛けられる。深川のお生まれ。夫金城も御神輿を担ぐので、御輿の話しから始まり、急に決まった銀座での個展の話しやら、海風の来ない山のこちら側の風が穏やかな事などを語り合った。千香さんとは13年ほど前にニューヨークで出会った。常設画廊のJMGで。あれからもあまり変わっていない。ご結婚をされてご近所に越されてきてお付き合いが続くのは有り難くも嬉しいことだ。
昨日18日はグループ展の搬入と飾り付けがあって、銀座に。その前に北青山の画廊コンセプト21で開催中の中島由夫展を訪ねる。10年ほど前にドローイングしていただいたシャツとネクタイを身につけて。丁度中島由夫さんが画廊におられ、ネクタイとシャツを大切にしていることをお話しできた。来年の2月にはこのコンセプト21で私も個展をすることも居合わせておられた数人の中島フアンにお話しした。いわゆる宣伝出来まして中島さんには申し訳ないのですが、私ごときにはびくともしない大家ですから安心。
さて、今日はグループ展の初日でパーティがあるのでやがて出掛けます。会場に行く前に、岡山県からいらして銀座で個展中の奥山民枝さんの作品を鑑賞に行きます。
一方わたしの至急展 49回目の展覧会の件ですが、もうすぐDMが出来てきます。フタバ画廊の会長;村瀬和平さんのご挨拶文がかたじけない案内状です。作品はいま集中して作っておりますが、黒が一本もないことに気付き、今朝注文しました。1ダース。会長さんが以前見せていただいた物の中から3点程又見せてください。懐かしいことと思いますから。とのお話しに、倉庫の中に眠る作品をあれこれ思い起こしております。あと3週間。何点が仕上がるかは判りませんが、部屋中に散らばせて、目の端にとらえては、色指しを続けております。ではどうぞ銀座1丁目のフタバ画廊にてお待ち申し上げております。