富士宮市第9回まちなかアートギャラリー

 8月が明日で終わる。3月11日の大災害のあとの3月は時が止まってしまったかのように長かった。4月は夫に変化が来てこの月も長かった。5月6月7月は計画されていた様々の事柄を実行するのに忙しなかった。一つは北鎌倉古民家ミュージアムでのあじさい展があり、夫の会社の決算があり(売上は過去最低)、大学時代の旅行の持ち回り幹事役で岩手、宮城への旅。同好の会、「かっぱ村」の村長の古希祝賀会の実行。5月と7月の定例のかっぱ村公報を発行。8月の神明社のお祭り。150人ほどが参加していたとのことだが御神輿がこの山の上に渡って下さるのでこれも恒例の振る舞い。ゴーヤーチャンプルー、タコのさくら飯や白玉粉でのお団子三色。きな粉、つぶあんにみたらし。お囃子の女の子達に人気のシャーベットは50個くらい準備する。小雨が休憩時には止んでいたとはいえ暑い日ではなかったので、棒状のキャンディが残りそうで配って歩いた。他には近江八幡の赤コンニャク。富士宮の増田や謹製そが漬け、はんぺん類。枝豆。お菓子類が並ぶ。一緒に振る舞っている近所の廣部さんの奥さんとは反省会もする。今年の反省は、ビールが足りなかったね。そしてお内緒の分のお団子がなかったわね。といったところ。昨年ビールを135mlの極小さいものにしたが、やはり反省の時に、小さすぎたわねー、を踏まえて今年は250mlにしたら本数が少なかった、ということに。250ml48個では足りない。暑い日であったら全く不足。お内緒では残ってしまったシャーベットを分けて、来年は小豆を煮て下さるという小林さんと、3年前にスイカの差し入れをして下さった方に来年のことを強要?してみたりして解散。神様は天照大神。神様のお守りで、雨は止んでいた。
 さて、お祭りのことが長くなったが、その前にお施餓鬼があったりお盆があったり、京都の展覧会のDM作製があった。作品の方は悲しいかな、全く出来ていない。このままではいけないのだが、筆を持つ気にならない。これほど長く絵の具を出さない日も珍しいのだが、、、。
 そんな中富士宮市でのまちなかアートギャラリーが始まる。2日前にキャプションを準備した。23点。昨年と同じ加藤ギャラリーさんが会場。もう一人のかたが展覧するので、左右どちらの壁になるか判らないが、場合によっては23点は多すぎ。小品を2段掛けもあるかな?と考えている。昨年は30号を5点も飾っているので、30号は2点にして50号1点を準備。20号2点、10号4点、といった具合。
 私がいただいた会場は、浅間大社近くの神田通りBブロック中央商店街インテリア加藤・2階、加藤ギャラリー。
毎日会場にいたいところですが、芳名帳が準備されておりますので、ご高覧くださった方は是非お名前を記入ください。

ついでに。2008年8月と9月にお宮横町「ぷくいち」と「Rihei 蔵」さんで“スペシャル富士宮”を田川市での展覧会の行き帰りにお世話をいただいた。「芸術空間あおき」での展覧会が1999年5月。9人の富士山展(芸術空間あおき)が2000年8月。
富士宮市には随分とご縁をいただきお世話になっている。昨年は富士山を二つ重ねたピンクの絵8号をお買い上げくださった方がおられコレクターが増えたのでした。感謝です。 “富士二つ重ねて遠く見る不尽と 近くに仰ぐ不二を愉しむ” その絵の解説。

 また多くの方々のご来廊を、ご高覧を、お待ちしております。  

富士宮市まちなかアートギャラリーのフライヤー
第9回です
富士宮市まちなかアートギャラリーのフライヤー

第55回 多田祐子展 ギャラリー左司馬 ご案内

 今年も展覧会が出来る。京都での開催は初めて。大震災が起ころうとは努々思わず、昨年の秋頃だったろうか、ギャラリー左司馬のオーナー夫妻、舌さんたちに企画を依頼。舌ヒデコさんの「河童さん展」が鳥取であるということから、それが終了の時期ということで10月22日からに決定した。10月22日は平安神宮の
時代祭そして鞍馬の火祭の日。どうか火祭りを見にいかれる方は途中のギャラリー左司馬にお立ち寄りください。叡山電車で岩倉駅から徒歩6分です。とても混み合うお祭りだそうで、私達も今回見にいこうと今から愉しみにしているのです。
 11月3日の文化の日は「願成禅寺」東福寺の塔頭ですが、ここでは「苦労消除」祭といって“あなたの苦労を一つ預かります”というお祭りがあります。火渡りもさせてくださいます。ストッキングは履かないでご参加下さいね。だいたい火渡りは丁度昼前後くらいの時間です。阿保親王堂もご開帳の一日。大勢の人で賑わいます。この日も午前中はこのお祭りにも参加の予定です。

第55回多田祐子展ご案内
ギャラリー左司馬 10月22日〜11月6日
第55回多田祐子展ご案内

花の台

夏の伊豆沼から

法然大和尚の詠める 讃岐で詠まれたものでし ょう
別れゆく道は遥かにへだつれど
心は同じ花の台ぞ
私は歌ができませんでした

花の台

 3月11日の東日本大震災のあとようやく東北に行ってきました。大学時代の寮生活で共に寝食を1年間味わった有志の旅でした。2009年の秋に2011年の計画を
持ち回り幹事の私が決め、2010年には日程も決まり、宿も予約。そうこうしている間に東日本大震災があり4ヶ月が過ぎ、さらには、平泉の中尊寺や毛越寺の一帯が世界遺産に認定されるというめでたいニュースに沸きました。そんななかを多くの観光客に混じって観光をしてきました。私自身は故郷が宮城県の北部栗原市ですから、平泉は高校生時代のピクニック範囲ですし、元旦には弟家族と初詣のコースでもありました。その金色堂のそばの宝物館のなかで余震がきました。
コンクリートの建物の鳴らす音の大きさにビックリ。みんな慌てて建物を後にしました。幸いすぐに地震は収まり、再度宝物館に入って大急ぎでぐるりと拝観。
余震は次の朝早い時間にもあり、携帯電話が知らせる音でまたびっくりでした。
 初めに行こうと思い計画した温泉は、避難所になっているということでした。予約していた宿は民宿。ホテルはどこも避難所とのこと。日帰りの参加者を入れて総勢8名の少人数の旅は、巡回バス「るんるん」を利用しての観光。暑い日差しを浴びつつ一日目は早めに切り上げてJR東北線利用で石越駅に到着。目指す民宿にゴー。
 二日目の朝はラムサール条約で世界的に有名な伊豆沼へ。冬は渡り鳥で沼一杯が埋まる水沼は大振りの蓮の花が盛んに咲いていました。夏の伊豆沼を久しぶりにみました。法然さんが詠まれた歌が心をよぎっていました。
 大地震は3月でしたから最早渡り鳥はいなかったのでしょうか?聞き忘れました。もしもいたとしましたら、大きな羽音と共に水しぶきがあがって異様な反響だったことでしょう。
 この二日目はもっとも暑い日でした。朝早くからお日様がジリジリ。腕時計のあとがくっきりと白いです。
 有志の残り6人はこの先、山形県に向かって真昼間をゆっくりとJR東北線利用で仙台経由のコースをとり別れていきました。
一ノ関市で餅御膳の昼食をとることからはじまった岩手県南と宮城県北の旅は余震に驚き、蓮の花の大きさに魅せられました。
7月ももう終わります。

時雨西行

 昨日今日とお天道様が暑い。合歓の木に花が咲いている。夕立があって雷が鳴る。いよいよ夏本番近しといった6月30日。大祓の日。禊ぎのシャワーのあとで
大祓をしよう。
 今日は夫金城が30代の頃によく遊んでいた仲間たち3人が連れ立って北鎌倉古民家ミュージアムでのあじさい展に来てくれた。酒盛りをするだろうと思っていたが、車で来たということで、それは後日にして、3人のうち1人が葉山に来てくれてゴーヤーで食事のみ。4月16日に血管が詰まったブログを見たらしく、酒はダメでしょう! と言ってくれた。様子を覗うつもりで、お見舞いがてらの訪問。ありがとう。実は昨夜29日の夜も飲んでいる。飲まない日の方が少ないです。
本当に具合が悪いと自然に飲まないから、心配していないのですが。
 昨年江戸で撮影した写真が出てきました。「時雨西行」という花です。

堀切菖蒲園(江戸)
時雨西行
堀切菖蒲園(江戸)

A.M.S.C.関係

スペインを中心に西欧国からのゴ|ルド会員
認定証  辞退
昨今は お釣りで暮らす身の幅で
辞退するなり もったいなくも


別格の配慮も辞退察せられ
赦さるるべき事態なりせば


元元の身の幅狭し釣り銭で
暮らす先ごろ 愉しくもあり


元伊勢の茅の輪の届くありがたさ
徳なき者に ひとつの幸ひ

国際文化交流がこの先
出来そうもないのに頂くわけに
いきませんでした。

朝霧

6月25日早朝
朝霧を肩にうけつつ五分刈りのこうべ背高
甲斐路へ発ちぬ



朝霧を分けてバンダナ乙女子の ゆく見ゆ
たくましブル|のジ ャ|ジ|
久しぶりに早朝を駅まで
車を走らせましたら朝霧の
風景に出会いました。3月11日のあと歌が出てきませんでした。

Mr.Fujiwara大忙しの日々終わる

 中東というよりは西アジアの国から一時帰国中だったMr.Fujiwaraが実家に帰り、更に今頃は大阪のはず。明日のエアーで台湾に渡り2日ほど滞在。
タイランドで時間調整のうえ勤務地に着陸。ということ。20日帰国のあと、二本松市に行ったり、山梨県に行って、はたまた、台湾には行かれない、行かれるの日本政府の弱腰が見え隠れする今の現状を端で感じるチケット予約に翻弄されて、大忙しの日本滞在。岡山でゆっくり出来たかな。? 大阪ではまた知り合いや仲間達が集まっているはず。今頃はきっと大騒ぎ。にはならない人達の集団。いたって閑かな文化人ばかり。芝居談議に花が咲いていることでしょう。
 帰国は初秋。またどうぞ。

巴里・日本文化祭2011が始まる頃合い

 パリの片隅といってもなにやら有名なデザイナーさんのスペースらしいところで始まる時刻に近い。ピエール・カルダンさん所有でマレ地区。私は初挑戦で請われるままに水墨画の薄墨『月のプロフィール』を展示、するはず。作品だけが行った。批評を求めて。というのは大げさだけど、どんな声が聞こえてくるか、怖いといったところ。寄せられた声は又おしらせします。
代わりに、「あじさい展」で唯一お買い上げくださった方がいらしたので、その作品を、イメージですが、ご紹介します。光の少ない処での撮影です。「小径の仲間」雨と風とカタツムリの足跡といった感じにしたものです。ご購入者さんに断りもなく掲載しています。

あじさい展
小径の仲間
あじさい展