京都岩倉
細かくすると下在になるので
あるなしの縁を束ね 蛙棲む
下在地なり京の岩倉
展覧会でした。
京都岩倉ギャラリー左司馬の初日。朝、芳名帳のうえに雨蛙がいる。オーナーの舌さんが置いてくれた作り物と思い、おしゃれなこととその小さな蛙のいる芳名帳を見やった。実に良い場所に、つまり見開きの上右がわにあったので、気の利いたことと思ってじっくりとはみなかった。少しして、人が来はじめ記帳して戴こうというときに、置かれた蛙がないことに気づく。ハテ、舌さんが仕舞ったものかと思っていると、コラージュの中の一点、「あたい」という小品の額の左上に雨蛙が。ここで本物の蛙と知る。この蛙さん、オープニングパーティが終了するまで、ギャラリーにいるのだが、「あたい」というコラージュの作品のうえにとどまることおよそ3時間あまり。4時からのパーティが始まる頃には、となりのコラージュ「水たまり」に移っていった。途中で、「みずたまり」に移ったら面白いね、などとみんなで騒いでいたからびっくり。4時には雷がなって雨が降り、上賀茂神社の別雷の神様がお喜びくださって音にたて、訪れて下さった。上賀茂神社さんの行事はおかげで中止だったそうな。私のパーティは大勢さんが来て下さり、お料理の持ち寄りもあって、遅くまで続いた。ずーっと居てくれた蛙さんは夜も遅くになって、舌さんが田圃にもどしてくださったそうな。乾きそうになっていてもパーティに参加してくださったこの蛙さん、どなたの化身?そういえばエルミタージュ美術館の副館長マトブェエフ氏はかえるが大好きで、相当数の蛙グッズをお持ちのご様子。不思議なおもしろい初日のギャラリー左司馬での展覧会でした。
16日間のギャラリー左司馬での展覧会が終了して5日目。無事倉庫に絵画を戻した。多くの方々に多田祐子の絵を観ていただいた。知人の方々には大いにお世話になり、お花も戴き、毎日のように来ていただいた。比叡山がまじかにみえる岩倉。少し交通機関の不便があったけれど、遠くは沖縄県や宮城県、東京、千葉県、福島県、愛知県から来てくださった。大津に個人美術館を持っておられる方が、モノプリントの連作をお買い上げくださった。大阪の旧い友人と知人がそれぞれ一枚。前からの知り合いで美術家の女性が遠路を一枚お持ち帰り下さった。成果は英語で言えば、so so。
東日本チャリティをうたったから、その点は苦しい。これからがんばります。引き続きよろしくお願いします。
ギャラリー左司馬での展覧会の展示風景をもう一つ。
京都での展覧会が始まって今日で4カ目。お蔭様というべき展覧会が続く。まあいわばその、セレンデピティな日々と申し上げたい。話せば長くなるので、お話は会場で。一つだけご披露するなら、初日のパーティーが始まる頃に、雷が大きく轟き亘って、別雷の神様がお喜びのみしるしをお示し下さった。玉依比賣命。天と地の和議をまさに感じ入った次第です。
昨日厚焼き卵を手作り.かに入りとニンジン入りの2種類。試食をしてくれたMr.Fujiwara、ちゃんと蟹の味がします。とのこと。人参入りの方はちょっと甘ーくしすぎ 。Mr.Fujiwaraがパーティーに届くようにフランスワインを注文しておきました。とのこと。何時も気が利くMr.Fujiwara.
美味しいワインがお待ちしております。お出掛けくださいね。雨でもピクルスと玉子焼きと、コロッケ、ひじきご飯のおにぎり、そしてワインがお待ちしております。それに加えて、美しい?わかんない!多田祐子の絵画があります。
京都左京区岩倉ギャラリー左司馬での展覧会が9日後に迫った。即売の小品37点を含め、梱包作業を始めた。京都では初めてという事もあり、更には知られていない多田祐子、フランスの批評家やアーティストに頂いた批評文を持って行く事にした。コピーの一日であった。A4サイズが嫌いで、B5サイズが好き。B5サイズのコピー用紙が不足。今日日はありがたい事に直ぐに届く。午前中止むを得ずA4サイズのコピーをしている間に、宅配の小父さんが届けてくれる。
今家中が紙だらけ。明日はキャプションを作ろうと思うのだが、果たして出来るだろうか。これは私には難しくて何時も夫に依頼。夫は眠そうにしているから心配。パソコンの操作で差し込みというイライラする作業は細かいから、、、、?!
オープニングパーティーには是非お友だちをお誘い合わせでいらしてください。 雅な"舞" もご覧いただけます。予定をしてくださっている方がおります。22日午後4時からです。その後我々は鞍馬の火祭りに繰り出します。
いよいよ京都左司馬での展覧会が迫ってきた。10月22日の土曜日にはオープニングパーティをしましょう。午後4時頃から6時迄の間に、私の手作りのピクルスと、有名な葉山コロッケを準備します。それにひじきご飯のおにぎりを画廊主ヒデコさんが作ってくださるとのことで楽しみです。卵焼きも作ろうかと思いつきました。厚焼き卵。どうぞお友達を伴われてお出掛け下さい。展覧会は小品を含めて67〜8点準備しております。お選びいただけますように沢山用意いたしました。期間中は休み無しです。お待ちしております。
凄いことがおこった。な何と私にipad最新版がきた。Mr.Fujiwaraがもたらしたプレゼントであってビックリ嬉しい! です。早速ブログですね。京都に持って行きましょう。最新だからビデオもOK。ジョブズ氏へのお布施ということで買ったのだそうです。ジョブズ氏の死は衝撃的ニュースでした。56歳という若さでの閉幕。20年前からアップルを使ってきたというMr.Fujiwaraは極極小さなipadを使用している。ありがとうありがとうありがとう。
以前はスペインに住んでいたMARBLOさんから久しぶりにお手紙がきた。2008年に生まれ故郷のDIJONの北の方に引っ越したとある。写真も同封されていて、邸宅はシャトーであることがわかる。自分の作品類、絵画、セラミック、ブロンズを画廊に展示してあって、いわゆるシャトー美術館。MARBLOさんは馬が得意。可愛らしく綺麗で、気の利いたうまい! 馬。スイスのジュネーブであったアートフェアーで出会った。隣のブースだったので意気投合して片言ばかりのやりとり。スペイン人かとばかり思っていたら、フランスの人。フランス語は訳せるか?
といって大文字ばかりのお手紙はスペイン語のときと同じく何時もの通り。昨夜一晩かかって訳した。私の情報を知らせてってある。また「画家AMBILLE」は2009年に死んだよ、とある。交流があったのかしら。AMBILLEさんが亡くなってフランスが遠のいたと思っていたら、MARBLOさんが戻ってきた。変わりにスペインが遠のいたが。今日はこれから京都で食べていただくピクルスを作る予定。京都での展覧会のご案内DMの発送がほぼ済んだので、いよいよ準備にかかるが、今夜はフランス語の辞書をひきひき間違いだらけのお手紙を書こう。メールのアドレスもあるけれど手書きのお手紙にはやはり手書きで。今回は版画の小品は同封されていなかった。3枚いただいてその都度、金城ミュージアムがいよいよ充実した、といってお礼の手紙に我が家の壁の写真を同封した。一度MARBLOさんのシャトー美術館に行きたいものだ。
アンビューユ無く 馬郡氏逝き ひとつ時代が終わる 忘れじの道
私の作品を二つご紹介します。