豆冊子 をんなの時間さまざま 35
63首載せて手作り歌集「をんな時間さまざま」35冊目を作っている。九谷焼第2段 青い絵でというので、青い絵を表紙に。裏表紙は来年の干支“子”から。
22年前の旅を、電話するたびに話題になる友だちがいて、歌っておこうと気が向いたので12首入れた。ちょうど英国の当時の皇太子妃 ダイアナ が自動車事故でアルマ橋に消えたあの晩夏。アルマ橋からの風景を遠くのエッフェル塔を入れて描いた。それが「 ダイアナ 」。
今、フランスのある画廊にあづけてある。他に「 安土 」 「 ナイル 」も。
「最愛の夫 」を歌っているが、「たび綴り 」をはじめに持ってきた。またオリンピックを来年に控えて、ふと思い出した姉のことを、本人には断りもなく歌った。もはや時効、55年前のことだから。
施設に暮らす夫と毎日会っているけれど、一人の時間に昔を懐かしむ気分があるともなくやってくる。とりとめもなく暮らしている毎日。台風があって、落ち葉掃きで、力つきる。
避難所での生活を余儀なくされている方々、亡くなられた方々もおられ、目をおおう被害。落ち葉掃きで済んでいるさいわい、である。倉庫や物置小屋の養生を夫を真似てしたけれど、麻紐の太い物が手に入らず、細腕の細紐だから、もう台風は来てはなりません。これ以上の被害は御免こうむります。
ボランティアの方々、有り難うございます。
をんなの時間さまざま の表紙を掲示します。
手作り歌集 です