焼岳

焼岳

7月19日のスーパーカミオカンデ見学のあと、温泉に行きましょうというお誘いを受けて、神岡町の知人のご案内で車を走らせた。およそ1時間。
奥飛騨温泉郷の新平湯「焼岳」に到着。まぁ途中の与平小屋(これも知人の温泉)に寄って、〆切の家に風を通したから、その時間は差し引いてだが。
「焼岳」!? 到着してすぐ、ここには3年ほど前に一度来ていることがある?。確か、露天風呂が混浴。そうでした。
神岡町の知人、加藤さんの実に親しくしておられる方が社長さんで、女将さんとも勿論のこと親しい間柄。
加藤さんと我々は温泉に浸かった後は、右と左にお別れの予定で、女湯と男湯に入ったのです。夫金城は長〜湯。私たち女組はカラスの行水。
金城の上がって来る間に加藤さんは、マッツサージを15分ほど、といって、マッツサージ室に。
私はソファで居眠りしつつ、二人の終了を待つ。
ここからは、パプニングの始まり。加藤さん、マッツサージを終わったならばそっと帰るということで、ほんの短い間のつもり。カーテンの隣に
は社長さんがマッツサージを受けているとはつゆしらず。で、途中に、カーテン越しに、声が掛かる。“加藤さん、食事、3人分準備してあるから
食べて行きなさいよ"と。
この辺は街灯が薄ぼんやりで怖いから早く帰る、としきりに言っていた加藤さんと、私たち2人は、素敵なレストランでのキャビアやらインド
カレーのすこぶる美味しいお料理を頂いたのです。
そろそろ食事が終わろう頃合いに、社長さんがレストランに現れまして、ご挨拶。
美味しいお食事のお礼を申し上げたのです。と、いろいろ館内のご案内をいただき、合掌作りの離れ「朧」や
お食事棟もみせていただき、発想の素晴らしいホテルの設備にため息が出ました。敷地内の清流には、チョウザメが泳いでいるのです。
焼岳の水が流れている。夜目にも透明な水が滔々と。
もう21時も過ぎ、そろそろおいとまの刻限。
社長さん、夜道を怖がる加藤さんに泊まって行きなさい。と、我々のお部屋も準備してくださって、私たちは3人で2時まで、おしゃべりを
楽しみました。社長室で。23時過ぎまで社長さんの夢を聞かせていただき、女将さんも仕事上がりに、話の輪に加わっての、いろんなお話
でした。絵画についても聞いてくださったのです。
明朝9時にフロントでの再会を約束して、散会。
私たちは3人であまりの幸運を話し、2時まで起きてしまいましたが、翌日は、チョウザメや鰻、スッポンの養殖場にご案内いただき、
スッポンの生みたて玉子をご馳走になったのです。たらふく朝食を済ませたあとでしたが、濃厚な味わいの玉子でした。
セレンデピティ、超の付く幸運なハプニングの連続をいただき、加藤さんには本当に感謝です。
もちろん社長さんご夫妻にも、近年にないものをいただきました。有り難うございました。また参ります。

20日日曜日の朝 社長さん左
奥飛騨ガーデンホテル 焼岳 で
20日日曜日の朝 社長さん左
レストランでの夕食・加藤さん(真ん中)
これからだったか? キャビアをいただく前
レストランでの夕食・加藤さん(真ん中)
合掌作りの「朧」棟
中央には食事棟が
合掌作りの「朧」棟