手習いをしようか?
先日ある文化祭を覗いた。文字が上手くないわたしは手習いの時間を持たないといけないなぁーと考えている。たまに歌を作り、ひとさまに書きおくったりするから。モデルの人がいる時には特に手習いが必要だと思うが間に合わない。上手くもない字で申し訳なく思いつつ贈る。
さて、文化祭の会場で思わず2周りしてしまった短歌のコーナーだったが、文字が皆同じ気がする。手習いも続ければ同じになるか? と、歌の内容はともかくも、30〜40枚はあっただろうか、短冊のサインまでジッと見入った。あまりの不思議さ。勧誘のために近づいてきた女性に訊いてみた。何年くらい歌と手習いを続けていらっしゃるの? 応えが更にびっくり! “字はみな先生にお願いして書いて頂いたのです” 実は歌が内容もほとんど同じで感動がない。と言っては失礼だが、文字も一緒だからきれいな風景の歌が個性を持っていない。誰が悪いということになる。先生! どんなに頼まれてもご自分で書きなさい!っていわねば。です。
その後で、自分の短冊に出会った。まずい字だなぁ。歌の内容はすこぶる良いのですが。
鳥からの手紙 パステル画
げんげ蒔く