今年のあじさい展

今年のあじさい展

 北鎌倉古民家ミュージアムでのあじさい展。今年もまもなく始まる。6月1日が初日。7月1日までのロングラン。今年も大作はない。小品ばかりだが、いよいよ毎日例によって数えてばかりいる。11枚が完成?。 ? というのは毎日観ていると(数えていると)思いつきが、いわゆる発見があって、また筆が加わる。8号に40号が加わると13枚になるのだが、8号の方はマット状態から進まない。40号は得意の部分があってそれが邪魔をしているとは判りながら、いじれずに時間ばかりが過ぎた。昨夜思い切ってその部分を消した。で、描き続ければいいところなのに、本日はなぜか衣替えに気分が向かってしまった。あと10日。40号が簡単に完成をみるわけがないのは判っているのに。
それにしても今年はありがたい。昨年は3月11日の大災害があって喪失感ばかりの日々。色も使えなかった。今年は描き直そうという気が起こるのだから。
古民家ミュージアムの小部屋を今年もいただいた。昨年のあじさい展はやさしい色合いばかりだった。紫陽花、イメージはやはりそんな色合いになる。ピンクの仕上がりが多い。ピンクといっても桜とは違う。古民家ミュージアムの周りにある山紫陽花の数々を昨年見ているのに、紫陽花を抽象化するとピンクになってしまう。桜の迫力はなくおだやかなピンク。まあ穏やかなピンクの絵をどうぞ覗きにいらしてください。残された時間で8号と40号が出来ると良いのですが。

明日の朝は金環日食が見られるように願っているところです。夫金城は日食眼鏡を準備して、小さな穴を開けた紙を用意して準備万端。お天気次第です。