Mr.Fujiwara帰国

Mr.Fujiwara帰国

 パキスタンに2年半いたMr.FUJIWARAが日本に帰ってきた。無事に。日本では3月11日の大災害があったが、パキスタンではペシャワルに潜み住んでいたオサマヴィンラディンへのいわゆる9・11のアメリカによる報復攻撃があった。自然災害だけでも物騒な世の中、危険と隣り合わせであるというのに、その危険にも向き合って仕事を遂行しなければならない人々が大勢いるということが今回の大津波や、原発事故でも知らされた。大型台風がのろのろと通り過ぎていった後の爪痕も酷い有様。
 毎日朝刊を読むたびに心が揺れる。平安時にはないことを思うと、太平の有り難さの有り難さが判る。

 先日来木星が美しい。月もまた満月に向かってここのところ良く輝く。
 一日間違えて12日の夜(旧暦の)にお芋をお供えした。昨日の13夜の月には何もお供えしないまま15夜の前の今夜、お団子を作った。月と共に食べたつもり。
さて、Mr.FUJIWARAが多田祐子のWorks、作品を新たにwebsiteに追加してくれた。7月に続いての追加。ありがとう。
今年は筆が進まないので、この先は長い時間追加はないことと思う。されど描かねばという思いは消えたわけではない。
今夜の月はカルカソンヌの月を思い出す。丁度満月の夜だったから。この年の夏の終わりに、ダイアナは月に消えた。

 さてさて、15日から富士宮市でのまちなかアート展が始まる。
 「ダイアナ」は展示しないが「カルカソンヌの青い月」を再度展示しようと準備している。2008年のRihei蔵 で展示しているが、利平さんがそのときにポスターにしてくださったことを思い、見ていない人が多いと判断したからアンコールしよう。
是非お出掛け下さいませ。インテリア加藤2階ギャラリーカトウです。