第55回 多田祐子展 ギャラリー左司馬 ご案内

 今年も展覧会が出来る。京都での開催は初めて。大震災が起ころうとは努々思わず、昨年の秋頃だったろうか、ギャラリー左司馬のオーナー夫妻、舌さんたちに企画を依頼。舌ヒデコさんの「河童さん展」が鳥取であるということから、それが終了の時期ということで10月22日からに決定した。10月22日は平安神宮の
時代祭そして鞍馬の火祭の日。どうか火祭りを見にいかれる方は途中のギャラリー左司馬にお立ち寄りください。叡山電車で岩倉駅から徒歩6分です。とても混み合うお祭りだそうで、私達も今回見にいこうと今から愉しみにしているのです。
 11月3日の文化の日は「願成禅寺」東福寺の塔頭ですが、ここでは「苦労消除」祭といって“あなたの苦労を一つ預かります”というお祭りがあります。火渡りもさせてくださいます。ストッキングは履かないでご参加下さいね。だいたい火渡りは丁度昼前後くらいの時間です。阿保親王堂もご開帳の一日。大勢の人で賑わいます。この日も午前中はこのお祭りにも参加の予定です。

第55回多田祐子展ご案内
ギャラリー左司馬 10月22日〜11月6日
第55回多田祐子展ご案内

花の台

夏の伊豆沼から

法然大和尚の詠める 讃岐で詠まれたものでし ょう
別れゆく道は遥かにへだつれど
心は同じ花の台ぞ
私は歌ができませんでした

花の台

 3月11日の東日本大震災のあとようやく東北に行ってきました。大学時代の寮生活で共に寝食を1年間味わった有志の旅でした。2009年の秋に2011年の計画を
持ち回り幹事の私が決め、2010年には日程も決まり、宿も予約。そうこうしている間に東日本大震災があり4ヶ月が過ぎ、さらには、平泉の中尊寺や毛越寺の一帯が世界遺産に認定されるというめでたいニュースに沸きました。そんななかを多くの観光客に混じって観光をしてきました。私自身は故郷が宮城県の北部栗原市ですから、平泉は高校生時代のピクニック範囲ですし、元旦には弟家族と初詣のコースでもありました。その金色堂のそばの宝物館のなかで余震がきました。
コンクリートの建物の鳴らす音の大きさにビックリ。みんな慌てて建物を後にしました。幸いすぐに地震は収まり、再度宝物館に入って大急ぎでぐるりと拝観。
余震は次の朝早い時間にもあり、携帯電話が知らせる音でまたびっくりでした。
 初めに行こうと思い計画した温泉は、避難所になっているということでした。予約していた宿は民宿。ホテルはどこも避難所とのこと。日帰りの参加者を入れて総勢8名の少人数の旅は、巡回バス「るんるん」を利用しての観光。暑い日差しを浴びつつ一日目は早めに切り上げてJR東北線利用で石越駅に到着。目指す民宿にゴー。
 二日目の朝はラムサール条約で世界的に有名な伊豆沼へ。冬は渡り鳥で沼一杯が埋まる水沼は大振りの蓮の花が盛んに咲いていました。夏の伊豆沼を久しぶりにみました。法然さんが詠まれた歌が心をよぎっていました。
 大地震は3月でしたから最早渡り鳥はいなかったのでしょうか?聞き忘れました。もしもいたとしましたら、大きな羽音と共に水しぶきがあがって異様な反響だったことでしょう。
 この二日目はもっとも暑い日でした。朝早くからお日様がジリジリ。腕時計のあとがくっきりと白いです。
 有志の残り6人はこの先、山形県に向かって真昼間をゆっくりとJR東北線利用で仙台経由のコースをとり別れていきました。
一ノ関市で餅御膳の昼食をとることからはじまった岩手県南と宮城県北の旅は余震に驚き、蓮の花の大きさに魅せられました。
7月ももう終わります。

時雨西行

 昨日今日とお天道様が暑い。合歓の木に花が咲いている。夕立があって雷が鳴る。いよいよ夏本番近しといった6月30日。大祓の日。禊ぎのシャワーのあとで
大祓をしよう。
 今日は夫金城が30代の頃によく遊んでいた仲間たち3人が連れ立って北鎌倉古民家ミュージアムでのあじさい展に来てくれた。酒盛りをするだろうと思っていたが、車で来たということで、それは後日にして、3人のうち1人が葉山に来てくれてゴーヤーで食事のみ。4月16日に血管が詰まったブログを見たらしく、酒はダメでしょう! と言ってくれた。様子を覗うつもりで、お見舞いがてらの訪問。ありがとう。実は昨夜29日の夜も飲んでいる。飲まない日の方が少ないです。
本当に具合が悪いと自然に飲まないから、心配していないのですが。
 昨年江戸で撮影した写真が出てきました。「時雨西行」という花です。

堀切菖蒲園(江戸)
時雨西行
堀切菖蒲園(江戸)

A.M.S.C.関係

スペインを中心に西欧国からのゴ|ルド会員
認定証  辞退
昨今は お釣りで暮らす身の幅で
辞退するなり もったいなくも


別格の配慮も辞退察せられ
赦さるるべき事態なりせば


元元の身の幅狭し釣り銭で
暮らす先ごろ 愉しくもあり


元伊勢の茅の輪の届くありがたさ
徳なき者に ひとつの幸ひ

国際文化交流がこの先
出来そうもないのに頂くわけに
いきませんでした。

朝霧

6月25日早朝
朝霧を肩にうけつつ五分刈りのこうべ背高
甲斐路へ発ちぬ



朝霧を分けてバンダナ乙女子の ゆく見ゆ
たくましブル|のジ ャ|ジ|
久しぶりに早朝を駅まで
車を走らせましたら朝霧の
風景に出会いました。3月11日のあと歌が出てきませんでした。

Mr.Fujiwara大忙しの日々終わる

 中東というよりは西アジアの国から一時帰国中だったMr.Fujiwaraが実家に帰り、更に今頃は大阪のはず。明日のエアーで台湾に渡り2日ほど滞在。
タイランドで時間調整のうえ勤務地に着陸。ということ。20日帰国のあと、二本松市に行ったり、山梨県に行って、はたまた、台湾には行かれない、行かれるの日本政府の弱腰が見え隠れする今の現状を端で感じるチケット予約に翻弄されて、大忙しの日本滞在。岡山でゆっくり出来たかな。? 大阪ではまた知り合いや仲間達が集まっているはず。今頃はきっと大騒ぎ。にはならない人達の集団。いたって閑かな文化人ばかり。芝居談議に花が咲いていることでしょう。
 帰国は初秋。またどうぞ。

巴里・日本文化祭2011が始まる頃合い

 パリの片隅といってもなにやら有名なデザイナーさんのスペースらしいところで始まる時刻に近い。ピエール・カルダンさん所有でマレ地区。私は初挑戦で請われるままに水墨画の薄墨『月のプロフィール』を展示、するはず。作品だけが行った。批評を求めて。というのは大げさだけど、どんな声が聞こえてくるか、怖いといったところ。寄せられた声は又おしらせします。
代わりに、「あじさい展」で唯一お買い上げくださった方がいらしたので、その作品を、イメージですが、ご紹介します。光の少ない処での撮影です。「小径の仲間」雨と風とカタツムリの足跡といった感じにしたものです。ご購入者さんに断りもなく掲載しています。

あじさい展
小径の仲間
あじさい展

我が家のあじさい&胡蝶蘭

 北鎌倉古民家ミュージアムでのあじさい展が始まって21日。残り18日。大勢のあじさいファンが連日訪れて、カメラで撮影している。総カメラマン。
私も我が家の白いあじさいを撮しましたので、紹介します。私の紫陽花の絵のイメージはここからきています。咲かせた胡蝶蘭も黄色と白を。えんじ色の花は
昨日一つ落ちてしまい、いまはたった一つになってしまいました。割愛します。

 我が家のニュース:Mr.Fujiwaraが一時帰国でさる中東から帰っています。昨日20日北鎌倉古民家ミュージアムでのあじさい展を覗いてくださって、今朝は
ようように起き、二本松市に行きました。明日の夕刻には帰って来ます。で、明日の夕飯はMR.Stouの奥さんの本格中華をいただくのです。私のゴーヤーチャンプルーは後回し。多分24日です。23日の夕飯は横浜なので要らないそうなので。

我が家のあじさい
なづけて「しろむく」
我が家のあじさい
なづけて「コロボックル」
私が越冬で咲かせました
名付けて「北白川」
私が越冬で咲かせました
名付けて「清明」