2008年の晩夏
ある写真を探すのが目的であるはずが、横道に逸れた。 2008年の8月から、11月24日まで開催していただいた九州の田川市での展覧会の写真が沢山出て来た。21日から始めてくださったto.ko.po.la は実に4ヶ月間という長期間にわたって、展示くださった。 Yuko Tada Exhibition という垂れ幕の準備までしてくださったのだが、なんだかニューヨークにでも来たかと思ったことを思い出す。金色に輝く垂れ幕に夕陽が当たって、なんとも面映かったこと。 ニューヨークで出会った なかずみきよみ さんが、毎年田川市美術館で、教室の子供達の展覧会を開催しておられるのだが、隣に多田祐子の絵があったらいいなあー、と、妄想してくださったことから、実現したのであった。 富士宮市のコレクターさんから大型の車を借りて、夫金城に運転してもらい、途中京都の南辺りで、藤原さんをピックアップ。藤原さんはその当時は青年海外協力隊員で、うまい具合に帰国。京都に帰国してもらい、田川市美術館での展示作業を手伝ってもらった。 金城の借家を使っていて、展示後葉山に帰ったのだが、田川市美術館では高所の作業をはじめ、たくさんの作品をいとも簡単に飾ってくださった。今思うと、金城と藤原さんがいなかったらとても出来なかったことである。 佐倉市のコレクターさんのお嬢さんにも一緒に行っていただいて、手伝ってもらった。地元の方々3人さんも、駆けつけてくださったので、どうにかへこたれずにできたが、冷や汗ものであった。 田川市美術館では一週間で終了。to.ko.po.la では、途中掛け替えをして、出来るだけ多くの作品の展示をした。掛け替えは、なかずみきよみさんと彼女の友人に頼んでの展示。 大型の車をお返しする為に、飾り切れない大型作品を積んで、一路富士宮市に。 富士宮市では、コレクターさんからのご協力と、蔵をお持ちの文房具屋・Riheiさんのお力添えで、持ち帰った作品の展示会が始まった。田川市への行き掛けには、その富士宮市でもう一つの会場に飾って出かけた。『甘味処ぷくいち』というお店であった。 なんとも贅沢な一年であったろう。 ここでは田川市美術館での展示を掲示します。 詳しくは、このブログのP.66とP.67にあります。念のため