ロンドンのMall Galleries. で8月24日から開催される『MINERVA 2022』にはいかれずに、絵のみ行った。
コロナ・ウイルスの所為で、ツアーもあるものやら、主催者に問い合わせてはいない。いずれ、今家を開けることはできない。
ロンドン・イギリスへは老後の楽しみに取っておこう! と、夫金城もそのつもりで、スペインと共に未だ訪問していない。2018年の10月に脳梗塞で開頭手術をしなければならなくなり、以後歩行出来なくなろうとは思いもしない二人だった。
1994年9月「はる子さん」という絵で、ビジュアルエコロジー コベントガーデン特別賞をいただいた。この頃は、いろんな国に向けて出展したり、ニューヨーク、エジプト、オランダに出向いていて、イギリスへは出展のみになった。
今年、出展したのは「ガト・猫」。2003年4月にタイランドのシラパコーン大学の教材に起用され、教科書に掲載された作品のひとつ。もう一点は「マンハッタン」。この「マンハッタン」はニューヨークで制作した。ちなみに
「ガト」 は1990年8月新宿の文化服装学園で制作。フランスの巨匠ポール・アンビューユ エコールに参加した際に
制作。「ガト」は10月の第20回展 ギャラリー白百合で初展示。1991年1月のニューヨーク展には展示しているかどうか思い出せない。エコールで、与えられているモデルや、画題は無視して、その場にいる自分自身の心持ちをキャンバスにぶつけた。文化服装学園のトイレットペーパーを使ったりして、速く何枚も作り、ポール・アンビーユ氏からの
批評を頂こうと必死で制作。その一枚であって、コラージュの始まりであった。
「ガト」も「マンハッタン」と共に、タナカトモコ氏にコレクションされている。「ガト」は「マンハッタン」と切り離したくないという多田祐子の身勝手によって、今回の出展はお借りしてのイギリス行き。
何せ教科書に載っているふたつなのですから。
「ガト」と「はる子さん」 イギリスで展示される、された2つの作品をブログします。
「はる子さん」は横浜に住む大学の先輩の奥方さまがコレクションしてくださっている。奥方さまは先年お亡くなりに
なられ、私自身も多いに寂しいのです。
ガト 20号サイズ
はる子さん 10号
MINERVA2022 文献より