卯年初の満月

卯年初の満月
正三日昨日に続き見つから
ぬ墨一本を探す疲れよ




鯵の頭 猫に与えむ庭先に
ゐ出れば月はうさぎ写して




ティッシュの始末に時間かか
ったと話す私に夫の微笑み
正七日 夫金城は麻痺している
右サイドを下にして一時間以上
横向きで寝ることが出来るよう
になった。ティッシュを洗濯機に
入れて洗ってしまい大変でした

大晦

お掃除は来年に持ち越し
 


大晦日爪整えやり 大窓は
ホースで水を放ちて仕舞いに






一人前おせちととのへむ根来
塗り小ぶりのお重準備するかな
厚焼き玉子 ママかり 柿なます
黒豆 もってのほか 酢蓮 里芋
銀杏 オレンジピール など

お一人様のおせち

お正月が来る。
お一人様のおせちを、作った。
会津若松市で買った根来塗りの小さめのお重に。20年ほど前に訪ねた会津若松市で思い切って購入したもの。
夫に一人分のおせち作っているの、と、説明するとチョット微笑む、みたいな気がした。
黒豆、もってのほか(菊の花)は義妹からの贈り物。
はすやら、干し柿、大根、最も美味しいたくあん(これはここに並んでいないが)、白菜もあって、バンザーイ。
明日からの3が日、干物の魚、餃子、焼売、うどん、松前漬け、ずんだ餅と餅、
本山葵、あおさがある。
里芋は西山美術館のお土産。銀杏もお土産。
大丈夫、果物はキュウイフルーツ、りんご、みかんがある。
牛肉は沖縄県のものと、高山の飛騨牛がまだ残してある。

絵は売れなかったけど、大丈夫。
今年2022年が後6時間で終了する。諸々有難うございました。
来る年もよろしくお願いいたします。
ではそろそろ夫に、お夕食をあげる時間です。

トイレの生花。
トイレの生花。
奥の里芋は西山美術館のお土産
右手の酢蓮は作り過ぎ
奥の里芋は西山美術館のお土産

膝の痛む富子さん

2022年の7月18日にブログした市川市の富子さんが痛む膝を抱えつつ、展覧会に来てくださった。
慣れない小田急線を、下車駅を間違えなかったものの、乗り換えの方向を間違えて引き返して来てくださった。
途中疲れ果て、お茶をしたりだったそうで、私もちょっと心配してドキドキしはじめ、ラインで大丈夫? と聞いたりした時にちょうど階段を上って来られた。ニューヨークでの展覧会の後直ぐに個展を開催してくださった人。
数年前に下北沢の個展会場にもいらしてくださった。
積もる話をして、絵を見ていただいて、ユトリロの部屋3部屋も鑑賞いただき、もはや時間的に入場者は望めないと
美術館を後に。私が毎日通る階段路を使って下る。近道なもので。膝のために痩せなさい、と、医師に言われてるそうな。そういえば階段を上って来られた時、実は富子さんと分からなかった。マスクのせいもあるけど、帽子をかぶってもいて、オーバーコートのせいもあり、太めの人になっておられた。
私のことは棚に上げて、ちょっと痩せないとね!などと階段を降りる。途中で後ろから私をスマホで撮影してくださる。一緒に下りる人は居ないので、これは貴重な写真になったのだが、髪の毛がこんなにグレーとは気が付かずにいた。毎日大き目の夫のコートを着けて通っていたが、コートの色は黒。濃紺にも見えたりする。
先程、19日の夜、写真をラインしてくださった。FacebookやInstagramにも載せてくださって、広報していただいた模様。
その近道を下りている私の後ろ姿を掲示します。父親の背中に似ていて少し丸いのです。

この後一緒に新宿周りで帰宅を決め、お夕飯をうなぎにして、ちょっと目眩があるから、滋養を摂り、ゆっくりと帰ろう!と、新宿湘南ラインで帰ったのでした。藤沢、大船経由では3回乗り換えがあるのです。
若者たちの多い小田急線、富士山の見える小田急線、疎林の見える小田急線、15日間のうち一日だけ帰りを逆方向にしたのです。
総武線で帰られる富子さんと、新宿駅の雑踏の中でお別れしました。同い年。6ヶ月おねぇさんです、富子さんのほうが。お互いに少し体重を落とそうね!ハハ!  膝のためです。

階段を下りるところを。貴重な写真。こんなに髪の毛がグレーだなんて。知ってよかった。
階段を下りるところを。貴重な写真。こんなに髪の毛がグレーだなんて。知ってよかった。

3週間

西山美術館での展覧会
三週間夫のコートであらかたの
日々を通ひしこの展覧会



大き目の肩幅気にせず行こうね
と一緒のつもり電車とバスと
施設にお世話をいただいて私は
個展会場に通った。展覧会に行
かれないときっと金城は
悲しい思いをしていたはず。
クリスマスイブの日に帰宅する

終了

第65回多田祐子展 西山美術館特別企画展 終了です。コロナ禍、遠方の方が多いこともあって、青山当たりでの開催とはご来館数が少なかったのですが、師走でもあり、知り合いにご高齢者様が多いから仕方ない。三週間で、正解だったかも知れません。
始まりの頃に銀杏もみぢが美しく坂道を彩っていたものが、最後の方ではもう散り来る葉も無く、車に轢かれた銀杏も無い。
遠く京都から来て下さった師匠(諸事の)。その師匠の周りの方々。先輩後輩(高校や大学の)そして現役の学生さんが多かったです。選択科目で美術を取ったという大学生が、10人以上はいたでしょう。お若い方々に知って頂けて嬉しい。
ユトリロさんの絵が目的で来られ、ついでに知って頂けました。
もちろんこれまでに見ていただいている同業者の芸術家、そのご家族の方にも初めて見ていただいた方もおられました。
毎朝、ロダンさんやユトリロさん、ユトリロのお母様にも挨拶をし、夕方もまた明日、で帰りました。
今日は夕刻4:00頃に、西山美術館館長西山由之氏が現れました。庭仕事を一時お止めになって。
エプロンのポケットに、ハサミが入っていたりして。
こんな格好でと仰るところを構わずに、記念の写真を撮らせて頂きました。
ブログに載せることを了解得なかったのですが、載せます。
そして朝夕上り下りした坂道からの夜の始まりを。

三週間ありがとうございました。お暇の直前に副館長西山夫人にも締めのサインを頂戴できました。

ダスキンの創業者 西山由之氏
エプロンを外して
ダスキンの創業者 西山由之氏
金色に塗られた「考える人」
バスの窓からよく見える
金色に塗られた「考える人」
お客さまをお見送りしてのち
帽子の前には西山美術館 と刺繍してある. チャンピョンカラーの黄色イエローの出立ち
お客さまをお見送りしてのち
ちょっとはまじめに
ちょっとはまじめに
石段を降りているうちにすっかり黄昏れました
石段を降りているうちにすっかり黄昏れました
バス停綾部の付近 坂の途中から
バス停綾部の付近 坂の途中から
黒門 ここを潜るときには自然とお辞儀する
黒門 ここを潜るときには自然とお辞儀する

西山美術館特別企画展 最終日

3週間に及ぶ企画展が、最終日を迎えた。初日から時間通りには来られず、いつも30分位遅刻の多田祐子。
今日は日曜日のせいか、葉山も逗子も道が混まず、更には駅に一番近い駐車場が一台空いていて、ラッキーなことに
スムーズに駅に到着。いつもよりも早い電車に乗り、藤沢での乗り換えも時間のロスが無く、美術館に到着した。
庭園の大銀杏の木は葉を落とし枝のみ。隣の柿の木も残りの柿は鳥の餌になったらしく、裸木に。
毎日のように往復した小道の階段を撮影しながら登る。丁度バス停で行き合ったご案内ハガキをお持ちのひとたちにも
この階段を教えてあげてご一緒に上った。ちょっと近道になる。疎林の中に置かれた「考える人」が背中を向けている。それを横目にして左手に折れ、格子戸があり、今日は既に開いていて到着。
この疎林に置かれた「考える人」もそうだが、全体が金色。この金色の「考える人」がバスの窓からよく見える。
なにしろ金色なので。眺めつつクスッ!
今のところ何方もお見えにならないので、この美術館の庭園等をアップします。
ユトリロの部屋やらロダンは撮影禁止なので。

大銀杏は裸木に。隣の柿の木も。
大銀杏は裸木に。隣の柿の木も。
車道
陽光を写しましたネ。
車道
私が昇り降りする階段  夏はきっと涼しいはず
私が昇り降りする階段  夏はきっと涼しいはず
疎林の中の少し小さめの「考える人」
疎林の中の少し小さめの「考える人」
ここで収穫された銀杏や柿の実
ここで収穫された銀杏や柿の実
田邊周一氏 青木幹枝氏(田邊幹枝) 多田啓二郎氏(町田市在住)
11月9日に小山市から。田邊氏も多田氏も田中一村(奄美でお亡くなりの画家)の関係。
田邊周一氏 青木幹枝氏(田邊幹枝) 多田啓二郎氏(町田市在住)

昔の作品

昨日いらした人が昔お買い上げくださった作品の資料、有るようでないようで、、、、。
ご面倒でも写メールをお願いした。
今個展会場の美術館に、ひとしきり居た人々が切れて、椅子で居眠りをしていると、iPad が音を立てた。
そうそうこれね!と、Piga原宿画廊、1998年第29回展でお買い上げいただいた4号サイズ。
とても珍しい作品と思う。枯れたひまわりの絵。
アップしておきます。

残花
残花

bun-ten 通巻80號刊行記念ベストセレクション展終わる

表記の展覧会が日本橋で開催されていて今日までの展示。担当者のNさんから電話があるが、個展中のことで、
日本橋までは行かれない。西山美術館がお休みの日に行こうと思ってはいたが、午前中はダラダラ。
午後3:30からの施設の夫との面会があり、面会はほんの10分なのだが、日本橋まで1時間かかる。
あいにくと行かれず仕舞い。
先日西山美術館に来てくださった入船にお住まいの人にお願いした。是非にも行ってくださるようにと。
14日に行ってくださって、写真が送られてきた。「元禄」を出展してある。
今日でお仕舞い。

「元禄」 を掲示します。

「元禄」 6号サイズ
bun-ten通巻80號刊行記念ベストセレクション展
「元禄」 6号サイズ

漏れている作品を入れました。

展覧会期間中に制作年を聞かれることがあって、出品目録に記載されていなくて、ブログから拾っている。
「森のサングラス」と「雨宿り」が載っていないことに気づいて、今会場で人が切れた隙に載せました。
照明が薄暗いので、明るく写せません出したが、記録としては大丈夫でしょう。

朝バス停で、知り人と?チラチラまなじりを向けたのでしたが、違うのか、こちらをみてもらえませんでした。
よく似ているけど、お兄さんとか弟さんということもあるから、とバスが来るまでの5〜6分、違うのだ! と
もう見るのをやめたのです。バスが来たので、先にお乗りいただくために、促しました。降りる時になって、先に降りた私になんと、多田さん、と、呼ぶではありませんか。やっぱり思った人だったのです。マスクのせいで、違うかな! と、思ったのでしたが、やっぱり!かっぱ村のお仲間でした。

ご一緒に坂道を登り、途中から私が選ぶ細道を登っていただきました。
ご覧いただいておりましたら、ご婦人が入られて、しばらく見てくださり、ありがとうのご挨拶もそこそこに
「焼岳」で見ました、と言われ、お手紙とお手製の布草履2足を頂いたのです。
「焼岳」には200点近い作品を飾らせていただいているのですが、とてもお気に入られたご様子で、
息子さんにホームページを開いてもらって、予習して来られました。
遠く伊東市から。「多田祐子」を知っていただきました。

その後大学生が来られ、この作品は何時ごろのものかという質問。
出品目録に制作年を印刷していないので、あらためて、調べて、記入。
そういえば「そこはかとない喜び」も載っていないかも知れません。
今さつえいします。

「森のサングラス」
「森のサングラス」
「雨宿り」
「雨宿り」
そこはかとない喜び  6号
載りきれずにトリミングしました。
そこはかとない喜び  6号