10歳の子と

もう間も無く11歳になる姪の子、歌梨が泊まりにきた。初めの日は、夕食まじかの時間で、持ってきた塾の宿題と、リコーダーの練習をし、寝るまでの時間は、フランスの話題で盛り上がった。
9歳の頃からの憧れが、フランスに行きたい! 親には内緒らしいが、将来なりたい自分の夢を聞いた。なぜ行きたいのかを。
それから、ユーロのコインやら、古い写真を見せて、遊んだ。
41年前のエッフェル塔の写真と、凱旋門の写真、今年のエッフェル塔の夜景の写真を欲しいというのであった。
古いものをカラーコピーし、新しい夜景の写真をプレゼント。地下鉄の41年前の切符に、砂糖の包み紙も一枚づつ欲しいと。パリの地図と地下鉄の絵図はA3に拡大コピーする。
2日目の午後は書店に、フランス語の辞書と、簡単な会話本。CD付きをプレゼントする。
これも親には内緒らしくて、持たせた梅干しのお礼はあったが、辞書等はヒミツ。
海岸にガラス石を探したいと、要望が多い。
昔と云っても、15年くらい前は綺麗なガラス石を見つけることが出来たが、近年は??
探しに行かないので判らない。それでも子供の目には、小さなガラス石でも見えるらしく、宝庫、宝庫といって拾い続ける。母親にメールで、気分はMAX MAX と。夕焼け空がすこぶる綺麗。夕焼けをバックに、写メールも送信。
そんなに親が恋しいと、パリに行った時には困るよ!とわたし。飛行機に12時間も乗ってようやくの距離、と、パリが近くないことを教える。恋しいんじゃぁない! メールが面白いと。自分の携帯は写メールは送れない、子供用のもの。紐を引くと大きな音が出るから、引かないでね っていう。
この夜もフランス語の勉強。テキストを丸写し。エライ !!
12時近くまで起きている。

リコーダーの練習を翌朝、表に出て1曲。家の中で2回。宿題はまだまだ日にちがあるといって、し な い。
この日は10時に加奈さんが来て、クリスマスリースを作ったり、パリに行った時の注意点などを話題にのせる。
5時のバスに乗って、ヒップホップの練習日。というので、高井戸駅へ送ることに。
3連休の最終日。葉山の道が混雑する前に家を出なければ。
加奈さんも一緒に行ってくれることになって、自分の荷物は自分で詰める! 自分の荷物は自分で持つ! 行くよ! と言ったら、行くんだから! と、檄がとぶ。合気道初段の加奈さんは、海外渡航4度の経験者。頼もしい限り。
好い他人の姉妹が出来た。パリ行きの団長と副団長は決定。

昔の写真が出てきましたので、掲載します。

アルビで
1997年SEP.
アルビで
友達の田久保さんが写してくれました
友達の田久保さんが写してくれました
スケッチから
1997. Sep 16
スケッチから
カルカソンヌのピザ屋の前で、
1997 sep 15
カルカソンヌのピザ屋の前で、
ツールーズの駅で 線路を挟んで
1997 sep 15
ツールーズの駅で 線路を挟んで
2003年の Saint Pierre de MONTROUGU
アーバンフロッタージュ
2003年の Saint Pierre de MONTROUGU
同じく 一人旅で
同じく 一人旅で

From World Peace Art Exhibition 2014 in UNESCO

今日11月15日、上記のUNESCO での展覧会の終了報告書が届き、関連の写真などが送られてきました。
第22回国際平和美術展でした。
ツアーには参加出来ませんでした。送付された写真の中から2葉を掲載します。
ご来場、ご高覧くださいました方がたには、お礼を申し上げます。

シャボン玉とばそ 絵じゃないか 
小さなお子さんをお連れのご家族でしょうか。ありがとう
シャボン玉とばそ 絵じゃないか 
日本の方のような気がいたします

ハワイ大学への寄贈

ハワイ大学の学長さんから寄贈願いがあって、来月4日からの「ことなし展」にあわせて、主催者に持って頂くことにしてある。行事に参加したいことろだが、叶わない。生活予算大巾超過に陥っている昨今。
寄贈作品をご披露します。2011年3月11日のあの大災害のあとしばらく描けなかったり、淡い淡い色彩の作品しかできなかったのです。
「草原の十字星」はそれでも少し、淡いながらも黄色が使えたり、金を施すことが出来るようになった頃の作品です。
 姉妹作品の「華の音」は、現在、奥飛騨温泉郷ガーデンホテル焼岳 レストランにあります。先月飾ってきました。いわば勝手に!です。
それぞれが処を得ました。

ハワイ大学に行きます
草原の十字星 8号
ハワイ大学に行きます

願成寺の苦労消除祭に今年も参加しました

京都東福寺塔頭・願成寺の苦労消除祭は11月3日。この日は、阿保親王の御堂のご開帳。あなたの苦労を一つ預かります。という一年に一度のお祭り。
前日に活け花をお寺の各所に活けられる、謂わば先生のお供をさせて頂こうと、前々日から京都に入った。
私が京都で展覧会を開催した年には、山の中に入って、自然の枝や、花を探された先生だったので、そのイメージがあった。その時のお供は夫であった。岩倉の奥深くに入って、探された花や枝は見事で、さすがに小堀遠州派と、感じ入った。
今年は生憎と雨。さすがに、花屋さんでの誂え。買いっぷりが、気持ちいい。81歳の先生。大きな束が3つ。
車に積んで、運び入れたが、その夜はお風呂には入れなかったと。お風呂に水を張って3つの束を保存。
きっと、銭湯に行っただろうと思ったが、疲れて寝てしまったらしい。
2日の朝8:30にピックアップ。9:00からまず客殿玄関に活けること1時間。衝立の前には、小粋な縁取りのあるツワブキの葉にうめもどきの小枝を思いっきり小さく。書を生かすために、ちょっと右。中心を避けて。
次が庫裡。こちらも玄関ながらも、華美を避け、粋に。うめもどきの枝に大きなめのツワブキの葉。2枚が重なっている。
最終は、客殿の左側。花の寄せ活け。賑やかに。
恒例の昼食は、カレーライス。明石和尚が炊き上げたご飯を頂く。
そう人数はざっと40人。それぞれが持ち場を持って、明日の準備に勤しむ。
2:00、持ち場の花活けが終わり、先生と一緒に、藤森神社まで。運転は夫金城。
何遍も京都には来ていて、運転しているが、東側京都は初めて。道が狭く、戻ることもあって、車中は笑ったり怒ったり。
3日、快晴。私は10人のために、護摩木に名前など書き、その人のために必要な事を祈念する。もちろん自分と夫の分も。火渡りもさせて頂く。絵画の道を進むことをひたすらお祈りする。

今回は1日の夕刻に、将軍塚に参って、新しくなった青龍殿で、国宝青不動ご開帳にともなった落慶記念を青蓮院門跡からのバスに乗ってのおまけ付き。大パノラマ。京都の街を見下ろしたのです。

長くなります。この辺で。また。今は手作り歌集豆本その15を綴じています。
1月10日からの展覧会にて差し上げたく思います。表紙を写しましたので。

豆本15
風の羽根 4号
豆本15

国際平和展終了

パリのユネスコ本部での国際平和展が終了する。「シャボン玉飛ばそ え・じゃないか 」を出展していた。
富士山の絵であった。
1月10日からの第59回展の案内DMが出来てきた。やはり富士山の絵で印刷した。おめでたい絵で、というギャラリーのオーナーのご要望に添って。
今はその準備中。
併せて、第60回目の展覧会の準備もしつつある。
一点をご紹介したいと思います。水墨画です。

寒くなってきて、夜の時間が長くなった。皆さんお風邪を引きません様に。

水墨画・  初挑戦でした。2011年作
月のプロフィール
水墨画・ 初挑戦でした。2011年作

焼岳で

大坪酒造店での夜 ・ 神岡町
コ|ラスをたのしむ中に 邦子さん
居りて 華やぐ 神岡の夜


  帰る日の朝

音もなく名残りの雨は降りいでて
挨拶ぬきの やけだけの朝


降りてのち 紅葉増したり新平湯
赤信号さえ紅葉狩りする



あのエンタ|テイナ|の山田邦子さんと
2泊3日ご一緒しました。勿論
偶然でした。またお会いしたい人でした。

この1週間

焼岳に行き、高山市で美味な焼肉をご馳走になり、美味しい鰻にあずかり、神岡のある酒店では、コーラスタイムを楽しんで、押し寿司、箱寿司をいただき、ホテルでは、総料理長のご自慢の季節のさまざまな食べ物ばかりを愉しんで来ました。残しては罰アタリ! なので、その辺は苦労いたしました。

レストランに飾り付け
うららかな日に
レストランに飾り付け
モーツァルト号 パリからウイーンへ
小品は「華の音」
モーツァルト号 パリからウイーンへ
この後のコーラスタイムでは多いに盛り上がるのです。映りが悪いのは、ごめんなさい
左サイドは山田邦子さん。サービスホーズ
この後のコーラスタイムでは多いに盛り上がるのです。映りが悪いのは、ごめんなさい

フランスでの2つの展覧会 ご案内します

ユネスコパリー本部での国際平和美術展と、ロワール地方のお城で開催される展覧会に出展した。
生憎と出展者ツアーには参加できないが、ご案内します。
秋のフランスにお出かけの計画があるかたは、覗いて見てください。

ユネスコパリー本部での国際平和美術展のフライヤー
ユネスコパリー本部での国際平和美術展のフライヤー
ダ・ヴィンチと日本の美術のフライヤー
ダ・ヴィンチと日本の美術のフライヤー
名づけ子の加奈ちゃんと。絵は「加奈ちゃん」
夕食を一緒に。祐ちゃんご飯はいつも貧乏食。
名づけ子の加奈ちゃんと。絵は「加奈ちゃん」

十三夜の月

台風一過の夜空に輝く月が昇ってきたのは、17時前。釣瓶落とし,日没が速い。東の空に白い月がふっと現れている。表に出て仰ぐ。
月の光が増してきた18時頃に、お供えをして、再び表に。
東西南北と天地の神さまに感謝とこれから先の事柄が無事に済むことなどをお祈りした。
早い夕食が終わり、というのは、今日は休肝日にするという夫の言葉で、早々に食事が済み、
十三夜の月を描いてみた。
3号サイズのキャンバスに、薄塗りだが。
20時前位にはもう雲に覆われ、見えない。
見えないが出ている月が大空を渡っていくことに、思いを馳せて。

十三夜

ハワイ大学への寄贈

先日ハワイ大学学長のレオン リチャード氏から直接お手紙があって、作品の寄贈の願いであった。ハワイ大学における教育のために使用されるとお考え下さい、とある。この10日あまり、新作にしたものかどうか、とにかく描き始めたら、夫が珍しく口出しをする。新作じゃぁダメだよ、と。多くの人の目に触れたものじゃぁなきゃ、というわけ。されど、小品はあまり無い。どれも3・11のあの大災害で、色調が淡くなって、強い色調のものが無い。
描き始めた絵も、なんとなく放ったらかしに。8号サイズという上限(わたくしの作品は)。
倉庫に入って、8号サイズの絵を探す。在りました、有りました。“草原の十字星” です。やはり淡い絵ですが、これしかない!
北鎌倉古民家ミュージアムでのあじさい展に飾り、宮城の従弟のきままやにも飾ってある?。それほど多くの展覧会に飾っていないが、そこそこ人気があった。安くないので、売れずにまだ手元に残っている。残っていたわけは、そうか、ハワイに行くためだったか。
そんなわけで、ここ10日ほどが過ぎた。昨日梱包を終えた。websiteの作品群には掲載されていない作品。プロのカメラマンがエジンバラに行って日本には居なかった時期の作品。その内に自前の写真でお目にかけましょう。

因みにこの寄贈の一件は、一般社団法人 世界芸術文化交流会が企画した、「ことなしの美術展 州立ハワイ大学収蔵」州立ハワイ大学カピオラニ・コミュニティカレッジ開校50周年記念事業 ー『終戦70年 〜事無しに、霊験なる御霊を祈り、芸術の架け橋で世界を繋ぐ〜 』ーということで、未来の平和を祈り寄贈に応じます。