夕顔忌
「夕顔忌」32回忌を12月6日の土曜日に小田原市の傳肇寺 でんじょうじで執り行った。「天の夕顔」を残された中河与一の祥月命日は12月12日。12月のこの日に近い土曜日にしようという我々かっぱ村のみんなの意見。かっぱ村の初代村長であった。晩年のちょっと不幸な面を除いて、このかっぱ村をとても愛してくださった、そして楽しんでくださった作家。97歳という長寿をまっとうされた。97歳の夏に盛岡駅での新幹線乗り換えで夫金城は先生を負んぶした。
間に合いませんから、という私のいうことを聞き入れてくださった。金城は、啄木の歌のように、軽くて、びっくりしたそう。
その中河与一の祥月命日が来年33回忌である。我々かっぱ村の村民もずいぶんと減り、集まりも少人数である。
かっぱ村が50年続き夏に50年祭を開催した。
かっぱが現れないので、やめられずにいる、村である。
今現在は四代目村長の時代である。大丈夫続きます。
毎年晴天の「夕顔忌」ではある
助役の猿渡さんが花に水を足している 傳肇寺