『ロートレック没後120周年記念〜ENISHI~』展へ
久し振りに銀座へ。上記の展覧会が銀座アートホールであった。銀座アートホールは1990年の8月「ポール・アンビーユと俊英作家展」が開催された画廊で、ここで出会った女性とのご縁でニューヨークでの展覧会、個展がその後9回開催という運びになった場所であった。ニューヨークでの展覧会はグループ展を含めると15〜16回だろうか。10回ニューヨークに訪問した。画廊主のMr.Jainには滞在中宿泊や食事のお世話を戴いた。この件はまたあらためて書こう。
ポール・アンビーユ氏はお亡くなりだが、フランスの画壇の重鎮であった。葉山の我が家にもお越し戴いたが、丁度祭りの日と重なり、御神輿をかついで戴いた写真がある。夫の誕生日の日が明日という日で、ドンペリを開けてお祝いをしても下さった。鎌倉八幡宮へのお参り、近代美術館や、棟方志功美術館にもご案内。近くのお蕎麦屋さんで昼をしたが、なんとも良い思い出である。
ロートレック没後120周年記念〜ENISHI〜展では、ワインのラベルが「シャトー・マルメロ・トゥールーズ・ロートレック」のアートラベルとして起用されるというもので、ワインのラベルはこれまでに何本か起用されたが、「シャトー・マルメロ・ツゥールーズ」並びにワインの美術館、さらにはパリ12区のベルシー美術館にも収蔵されるとあって、ベルシー美術館には既に、日本酒のラベル、シードルのラベルが収蔵されているので、お受けした。日本酒は『月・うさぎ』、 シードルは『海辺の調べ』で今回は『バラ色の道』という1990年頃の作品。
ニューヨークでの展覧会に運び込んだ作品50号のスクエア。今は金城が建ててくれた倉庫に保管中である。
1997年9月のフランスにおける日本年記念ミヨー日仏芸術と音楽の祭典でミヨー市を訪問した際に、カルカソンヌやトゥールーズ、そして
アルビにも足を延ばした。アルビでは「アルビの広場」という作品が出来、一番はじめに、ワインのラベルの話があった際に起用していただいた。ギリシャからの出版。ロートレックというので、「アルビの広場」にしようと考えたが、既に使っていたことを思いだし、確認。
「ダイアナ」も既にラベルになっている。
『バラ色の道』を掲示します。 余談ながらただ今は「いばらの道」です。