親王祭 願成寺・東福寺塔頭 に行ってきました
恒例祭・11月3日は京都の東福寺塔頭 願成寺の阿保親王祭。苦労消除のお祭りの日。あなたの苦労を一つ預かります。という
一年に一日の行事で、阿保親王堂のご開帳とともに、天川の龍泉寺から行者の修験者数人による大護摩供養が奉修され、火渡りの
儀が行われました。
私も夫金城と共に、今年一年間の活動が無事にできましたことを報告し、来年の無事を祈願いたし、感謝の一言を申し述べて
参りました。もちろんのこと火渡りは欠かしません。
今年は有り難いことに、親王祭の行列の提灯持ちを佳配(夫)と一緒に赦されました。行列は大本山東福寺の各社に祭りの
お触れをし、ご真言、般若心経などをあげつつ、練り歩くものですが、観光客のカメラが沢山向けられました。
檀家、信徒のみななさに混じり、通天橋を往復し、歌に詠まなければなどと思い、紅葉が始まった大本山東福寺の
境内を提灯を掲げて行進したのです。
阿保様は第51代平城天皇のお子。親王で、桓武天皇のお孫。在原業平、行平のお父君。
阿保山願成寺には墳墓と、親王堂・阿保大明神が祀られてあるのです。
20年程前にご縁をいただきました。親王堂に「あしたあいましょ ここで」の50号油絵を奉修。
ちなみに、昨年の行列では夫は大銅鑼を打つ大役を仰せつかって、撥を折ってしまいました。
今年は静かなお役目をいただきました。しかも私も一緒に。
快晴に恵まれ、檀家信徒の方々にも感謝でした。