東日本大震災復興美術展覧会・日光東照宮・客殿
昨日、早朝の電車を乗り継ぎ「東日本大震災復興美術展覧会」及び、「日光東照宮被災地復興祈念芸術奉納」の儀に参列のため日光に行ってきました。日光東照宮及び タイ王国赤十字のご協力があり、タイランドからは王族のソムラップ殿下(WAC会長)をはじめアヌワット・ブーンニティさん(WAC常任理事)、SUREEさん(各種アドバイザー)とSUREEさんのお孫さま、イベント方面の代表の方等5名のかたをお迎えして、日光市長代理・副市長さま、日光東照宮宮司・稲葉さまのご挨拶をいただき、多くのマスコミ方面の取材もあって、一時間20分のセレモニーでした。揮毫の「咲笑」(さくら)はお若い京都の書作家の方がなさいました。 社務所のある客殿から階段を上り、曲がりくねった廊下を渡って、一般観光客のかたは入れない“将軍ご着座の間”に。この将軍ご着座の間で、主催者、協力者、展覧会出品作家にお祓いの儀が執り行われました。 土曜日とあって、拝殿は観光客で溢れていました。庭隅には僅かに雪が残っておりましたが、温かな一日でした。 直会の饗宴の前に、奉納作家には受納書のお手渡しの儀があり、神官さまから各人が「受納書」をいただきました。 受納作品には受納番号が額の内側、絵の左下に真鍮でしょうか、既に取り付けられておりました。長く東照宮内に保存していただく「花回廊」と別れの一時を持ってきました。