行く年来る年
コロナですっきりしないままに、というよりも酷い状態で2020年は終わろうとしている。
何をしたのかしなかったのか、自分ながらハッキリしない。そんな一年だった。
一応計画通り展覧会は開催。豆冊子は「をんなの時間さまざまⅩⅩⅥⅠ」から38、39,40と4冊手作りを。
253首を発表出来た。いわゆる報告歌ではある。
大晦日の朝9時に訪問入浴があって、感謝あるのみ。いつものように、手際よく3人のスタッフが重たい金城を湯舟に入れて下さる。
セッケンで身体を洗い、頭を洗い、シャワーで上がり湯も備えてある湯舟で濯いで頂いて、ベッドで拭いて頂き、化粧水と乳液を付けて戴き、ヘアードライヤーで髪の毛を乾燥。ありがとうございました。介護士さんも日に3度来て下さる。今年最後の訪問が今しがた終了した。元日の朝も来て下さるという。多謝の一言。
アッという間の一年だった。空白だらけの366日、閏年。
来年はもう少しましな年にしたい。夫金城を車で何処かドライブに連れ出したいものだ。
そう願っている暮れ、限りの日も瀬が近い。
先ほど、かなりクリアーな状態らしく声立てて泣くので歌ができた。
声立てて泣くまでに君回復す かたはらにゐておおつごもりを
クリアーな背なにゆっくり次の世も吾を選べと暮るる枕辺
あと3時間20分で2020年が終わる。2021年も皆さまどうぞ宜しくお願い致します。