タイランドの王さま
タイ王国のプミポン国王がお亡くなり、国民に絶大な人気をいただくお一人の死去に、感慨深いものがある。
9回タイ王国に訪問して、たびたび王族の車が通るという時間帯に遭遇したが、
国民の皆さんの王族に対しての敬愛ぶかさを目の当たりにした。
1998年10月、バンコク芸術博覧会に参列して、国王陛下の
数え年(満年令70)72歳のお祝いに作品献上を仰せつかり、30号の富士山の絵を
持参、献上の栄誉に与りました。
王宮での、王様へのご説明が、私が一番初めとあって、絵のお近くにおられた王様を
お待たせするような格好に慌てたことを思い出す。
今朝の新聞報道を読んでいるそばから、歌が浮かんで来た。世界中でお目に
かかれた王様はプミポン国王陛下のみでした。タイ国の国民の皆さまとともに
哀しみを分かちあいたいと思います。
13夜を命日としたりタイランド国王陛下は敬愛集め
雲海の淡き背景富士の絵を献上王の70歳に
宮殿を小走りしたりお待たせをしてはならじと陛下の御隣りに
献上の絵画の前で王様に振袖と同じですねのお言葉賜ふ
名君は振り袖を知るそを着けて既婚の私謁見したり
緑色の着物が見えるのが私(王さまの奥)。当時の関係者の皆さまと。