アキアカネ

アキアカネ

先日少人数で奥飛騨温泉郷、高山市、上高地に行ってきた。同好会のかっぱ村が今年50周年。昨年、50周年記念年の
イベントを岩手県の遠野市において盛大に挙行できたのだが、今年がその50年にあたり、ささやかに本祭を実行。
初代村長 中河与一の歌碑を訪ねて、50年です、と報告した。山の村に「天の夕顔」の歌碑がある。私は4度目の訪問ながら、ヘヤーピンカーブの道が続くので、初めて運転してくださった車の持ち主にはお気の毒であった。
しかしながら快適な運転で、遠い遠いホテルには無事にお夕食タイムには間に合った。
朝ホテルを出て、円空の千光寺に連れて行ってくださった運転の村民。ここでおよそ一時間を費やした。私は3度目のお参り。初めての人もいたのでありがたかった。
高山市中山町の一般財団法人 光ミュージアムに。コレクション展 ヨーロッパ絵画、葛飾北斎展などを見て、ビラコッチャでお昼。少人数での訪問をいいことに、かねてより企画進行中の多田祐子展の日程を決める、というおまけ付き。無事に2026年10月1日〜12月20日と決まった。ありがたい。
神岡町を通って、山の村へ。幸いにも熊との遭遇はなく、夕刻で、もう山の村の売店は閉まっていた。
大勢で来て、買い物も時間がかかるだろうとの懸念は徒労に終わった。

3日目の朝は上高地へ。全く有難いことに、この近辺は顔パス! という御仁にかっぱ橋近くまで運んでいただいた。明神池までは行きたいところなれど、その半分も行かずに引き返す。
4人はいわば、高齢者。上高地の入り口あたりを歩いて引き返しコーヒータイムにしようと決め、
明神池の手前の梓川にかかる桟橋で、大阪からというご夫妻に写真を撮っていただいて盛り上がる。
アキアカネの美しい赤の色を、iPad で撮影して上高地の記録を残す。

途中のお蕎麦屋さんで、山賊そばを手繰り、八王子まで。
4人という人数で、先頭とどんじりの距離も無く、あそこに行きたい、ここに行きたい、というわがままも簡単に叶えていただいて、迷子も無く、無事に皆帰宅。20人くらいと考えていた私は、拍子抜けではあったが、気楽な旅であった。ドントハレ❣️

初日のホテルの夕食
初日のホテルの夕食
うなぎご飯
うなぎご飯
円空仏の千光寺
空海の弟子の真如さんゆかり  高野山金剛峯寺が本山
円空仏の千光寺
光ミュージアムのエントランス
光ミュージアムのエントランス
山の村にある「天の夕顔」の文学碑  昭和49年9月25日除幕式
「天の夕顔の主人公誓ってこの地に庵を結んで幻住す」
山の村にある「天の夕顔」の文学碑  昭和49年9月25日除幕式
「天の夕顔」の中程の文  
見えにくくなっている石面を田中さんがペーパーで、拭いてくれて、少し読めるようになった
「天の夕顔」の中程の文  
文学碑の東側に見える山並み
文学碑の東側に見える山並み
上高地のアキアカネ  枝先にいます
上高地のアキアカネ  枝先にいます