かっぱのTシャツ

かっぱのTシャツ

何から書こう? 長くなる。
かっぱのTシャツが出来た。他にもトートバッグやステッカー、ストラップも出来て来た。
先に昨年の夏、非売品の缶バッチが出来、私は、実に350個の缶バッチを頂いた。
同好会である「かっぱ村」の幾人かには、配った。昨年のかっぱ村50周年記念祭で、記念行事を執り行った岩手県遠野市の常堅寺に集まって、祭りを盛り上げてくださった村民、そして、ご協力頂きました多くの方たちにも、小さな記念としてもらっていただいた。
ここで終わらなかった、というお話をします。(書きます)。
昭和50年8月、かっぱ探しに集まった中河与一、大野芳(ともに作家 ・共に故人)を中心に、50名ほどの人たちが、5日間、遠野市の中心を流れる猿ヶ石川でかっぱ探しをしたのである。
昔昔見たというお爺さん、十年ほど昔に見たというお爺さん、の二人が語るかっぱの形を黒板に描いたのが、当時の
助役・かっぱ村創設者の大野芳(二代目村長)に言われるままにです、多田祐子でした。
そのモンタージュが、近年といっても平成30年の発行の、遠野学叢書No.12という「遠野の河童」に掲載されていました。遠野文化研究センター編集・発行です。
執筆者で校正も担当された熊谷航さんからの連絡で当時の写真も何点か提供したことでした。
それと共に当時描いたかっぱの絵も掲載されていたのです。
当時のスポーツ紙にも載っていますので、黒板に描いたものを紙に書いておいたのでしょう。
あやふやな多田祐子ですが、黒板には白チョウクで書いたのでした。
50年の月日を経て、今、グッズの5種が、デザイナーの手で作られ、伝承園というお土産屋さんで、販売されはじめました。
この5月5日には浅草のかっぱ寺・曹源寺にて大野芳二代目村長と、かっぱ村民で鬼籍に入られた104名の方々の
ご供養をします。5月5日が大野芳さんの祥月命日で、「かっぱの忌」 と名付けた相談役は、大野芳さんの友人で、作家で編集者なのです。
モンタージュを描いてといった大野芳二代目村長には、よくよくご報告いたします。

それらのグッズを掲示します。

白地もあります
白地もあります
ステッカー/ 非売品かもしれません
ステッカー/ 非売品かもしれません
ストラップ  製作者の富川岳さん
ストラップ  製作者の富川岳さん
頒布製
頒布製
当時の新聞(スポーツ紙)
当時の新聞(スポーツ紙)
缶バッチ(非売品)ラリー完成者には配られるそうです
缶バッチ(非売品)ラリー完成者には配られるそうです