「受容と信仰」 千葉 茂 著
今日の台風の中を一冊の本が届いた。「受容と信仰」仙台藩士のハリストス正教と自由民権 ーなぜ、ハリストス正教を受容し、全国に伝教
したのかー ハリストス正教と、仙台藩隠れキリシタン殉教、自由民権・五日市憲法 奥羽越戊辰戦争三部作完結
と、これだけの文字が表紙と帯に記載されていながら綺麗にデザインされている。しかも多田祐子の絵「カルカソンヌの青い月」がおよそ
半分を占めている。美術雑誌に一度だけ表紙を飾らせて戴いたことがあるが、歴史的著書の表紙に使って頂くのははじめてのこと。どんなデザインかとても楽しみに9月末日を待っていた。無事に発刊出来、神無月の朔日、手許に届いた。
著者は元高等学校の校長。歴史書をこれまでに二冊出版。一冊目で、2018年に第21回自費出版文化賞特別賞を受賞されている。
「受容と信仰」は三冊目。参考・引用文献の数が半端なく多い。
これから読ませて戴くが、カバーの中の青い書物。ビッシリと文字が。何日かかるだろうか。
美しい本をありがとうございます。