金剛峯寺さんからの感謝状

 金剛峯寺さんからの感謝状

 初夏の在る日、締め切りを明日の到着必着とある募集要項に目が行くことがあって、その日の午前中から昼過ぎまでかけて、一枚の書を仕上げた。出来上がりは完璧にはとおかったが 、いくら書いても、書いても、ウーン素敵! にはほど遠かったし、にわか手習いも時間なし。午後四時頃には宅配便の集荷があろうと、印を押し、大きめの封筒に厳重に納めて、無事送付。高野山までは遠いので、翌日到着してくれるやら、と気掛かりではあったが、問い合わせるほどの度胸なし。
 コロナの件が無かったならば、掲示される会場に出掛けたかも知れなかったが、八月の中旬に、感謝状が送られて来たので、間に合った事を知り、更に、コロナ禍で、展示会は中止されたことを知らせて来た。
 優秀作品のみの展示会なので、きっと私の作品は無かったと思う。それでもA3サイズの大判用紙での感謝状をいただいたことが、嬉しい。

手作り歌集豆冊子のNo.XLIII(43)に2首載せました。下記します。それと共に、感謝状を。本名の金城で応募しました。

献書への感謝状来たり起きあがる淋しき夏を寂しく居りて

筆は草 旅路の初夏の献書なりし 月花の二文字かすれしままに

A3サイズの大判感謝状
息を吹きかけてくださいました。感謝
A3サイズの大判感謝状