秋来たり

秋来たり

木星を教わる
白光は木星としる 東 ひんがし の美空を占めて
晩夏織り成す


秋来たり 白露 重陽 十三夜
窓の辺たかく 鉦叩鳴く


七節が天井にゐる
二センチのかぼそき身体うごかさずゐる
鉦叩きがあまりにも近くで鳴くので
夫が台所にいるという。いたら大変。布類を
食べられる。こおろぎしかりと思いきや、3日後あたりに
こおろぎが家の中に。思わずゴミ箱で蓋をするように
余所に行かれないようにした。大きなこおろぎでした。
洋服を食べられるから、飼いはしません。