熱中症から誤嚥性肺炎
夫金城はとうとう寝たきりになってから2年近く経過した。近頃は車椅子を借りて、介護車輌に乗り換えたらドライブしようねと、励まし続けてきた。熱中症に注意していたが、背中が暑くなっていて、寝返りの打てない金城の熱がお風呂を貰えない37.5℃を超えてしまった。
ラコールという半固形剤の経腸用栄養剤は吐く事は無かったが、水分を吐いてしまうので、点滴をお願いした。
訪問診療の先生方が直ぐに点滴をして下さって、不足分は OS-1 という経口補水液でまかなった。
7月1日の夜遅くまで眠れずに時に水を吐き、血圧は平常ながら熱が37.1℃〜37.5℃。だんだん心細くなった私は往診をお願いし、夜中も心配で、救急車を呼びたい旨を先生に伝え、0時30頃に救急隊員が駆けつけてくださった。誤嚥性肺炎とのことで、何時誤嚥をさせてしまったものやら、判らない。
この細い坂道はバックで下ってくださって、医師のS氏も救急車が走り出すまで、付き合ってくださった様子がバックミラーでみえ、何時もの
横須賀市民病院の夜間救急診察室に入ることが出来た。
午前2時47分頃にCTへ。ストレッチャーで運ばれていき直ぐにもどってくる。再び治療室へ。
午前4時病室に落ち着いた金城は酸素吸入器がまだ外されていない。
面会が明日からは出来ないので、大丈夫よ、と声を掛けて、お休みなさい、と帰宅。
大分水分不足をおこしているとのこと。脱水症状! OS-1を上げているつもりでも、吐く方が勝っていた。
大勢のお世話戴く年頃の我々二人生き抜かねばと
目眩あるをしばし忘れし夫誤嚥入院させてまたフラフラす