展覧会最終日。夫金城が心臓の大動脈瘤で手術する時、2012年4月であったが、先にやはり大手術された
桑名武司さんが、ストレッチャーに乗った夫を見送ってくださった。深々とお辞儀をされて。とても印象に
残ったが、あまたの入院患者さんの中で、親しくなってからなんと、金城とお誕生日が一緒と判り、とても
不思議な出会いであった。年は金城の方が少し上。月日が一緒ということで、あれから誕生日には一緒に
夕食を共にしたこともあった位。今年は私の展覧会初日の前日が夫の誕生日で、二人で生牡蠣やパスタで
お祝いをした。桑名さんはあれから又別の手術をしたはずだが、お元気かなぁ とうわさした。
さて、展覧会最終日。金城は初日に来て以来搬出の日にしか来ないという。まあ私の展覧会だから
退屈はお気の毒。その搬出の午後3時頃、ようやく現れた夫。
一度お昼頃にご来場下さった心臓の手術仲間で誕生日が一緒の桑名武司さんと奥さまのお二人が、
戻ってこられて、絵を選んで居られ、決まったところに、現れた。
桑名さんは「東君」を昔のボーイフレンドの名前かと思ったらしく、別の富士山にしようと、選んだそうだ。
「月」の異名で 1月 のこと、とご説明。東宮、春宮などの皇太子殿下の呼称に同じような、と。
で、「東君」に決定。
今日朝、絵が届き早速飾ったとメールがあって、写真が添えてあり、アップします。
集合写真は画素数を減らして送り直して貰ったのです。漸く掲示できました。
右端が桑名武司さん、隣りが夫金城 桑名政子さん と私
「東君」かざる、とある