夕顔忌

12月12日は夕顔忌。中河与一の「天の夕顔」。ベストセラーだった少し昔。どのくらい前かといえば、最後の戦争中、そして戦後。
今多分知られていない。文学部では日本の3大純愛小説の一つとしてとりあげられていたそう。
川端康成の伊豆の踊子、三島由紀夫の潮騒、そして中河与一の天の夕顔。
存命ならば122歳。2年前に生誕120年祭も兼ねて夕顔忌を少人数ながら執り行った。
今日は、中河与一・幹子夫妻の眠る小田原の伝肇寺・通称みみづく寺に集まって、ささやかながら夕顔忌を実行。
上天気の冬の小田原は、海も穏やか。
すでに与一フアンが来たらしく、与一の好きなレモンイエローの百合の花が供えられていた。お寺側が見た時にはすでに活けられていたそう。
赤いチューリップとピンクのスイートピイを買ってきていたが、お寺さん側が準備してくださった花々と賑やかに華やかに夕顔忌が終わった。
隠れたそういった与一フアンと共にご一緒できれば仕合わせなのだが、と思っているところ。

夕顔忌の一日