平木かよピアノトリオ&テナーサクソフォン

平木かよピアノトリオ&テナーサクソフォン

 ニューヨークでの展覧会が近づいた。今日3日郵船航空を通して絵が空輸される。7点しか箱に入らなかった。50号3点。40号1点。20号3点。予算がないので、後は画廊に預けてある分でご勘弁を。オイル オン ペーパーの小品をちょっとスーツケースに入れて持参しよう。只今マットを付けてもらっている。インチサイズで。
 さて、ニューヨークはマンハッタンに住みピアノで活躍をしている平木かよさんが、ピアノトリオ&テナーサクソフォンのカルテットでオープニングを飾ってくださるそうな。今朝メールを見ると盛大なオープニングにしましょうとあって、私も俄然元気になりました。有り難い。ピアノ、ベース&ドラム、それにテナーサクソフォンが加わる。
ジャズ大好きな夫が口惜しがっている。聞きたいところやまやま。夫の分のチケットは取っていない。ビデオに撮ってきて。という。誰かに頼まねば。
 こうなったら、あの紅い暖簾、紅絹の暖簾も飾るとしよう。画廊の入口に。日本と多田祐子を表現しよう。クリスマスのイルミネーションに対抗でもないけれど、第10回目のニューヨーク展。通算51回目の展覧会。100回に向かっての展覧会がニューヨークからスタート。盛大にと言ってくださるかよさん、ありがとう。

 11月27日。江戸は東向島に遊んだ。時代小説によく出てくる周辺。面白いことがあった。友人ふたり、夫金城と四人で食事をして、そろそろメニューも終わり頃。金城からよく見える席でお食事中だったご夫婦の、主人が、私たちの席に来て、「御徒町のメガネ屋です。先日はありがとうございました。」と言いつつ、袋を差し出された。袋のなかは、ちりめんじゃこ100g X 4袋。ここの和食レストラン製。金城の顔をちらちら観ておられたそうな。隣のわたしにどうぞ、と、おしゃって、さぁーっとお帰りになり、後から続く奥様もお辞儀をされてレストランを出て行かれた。先日、メガネ、御徒町で買った? いいや、と夫。??? ちりめんじゃこ、山椒の実入り。4袋。安くない。友人はトイレでチラシを見たそうな。値段を知っていた。???。???。結局、戴いた。きっと金城にあまりにも似た人が先日鼈甲の値のはるメガネを誂えたのでしょう。という結論になった。お店の常連さんで、昨年までお隣さんだったそうな。更に値段を知っている友人はその二日前に、彼女の友人にちりめんじゃこをあげそこなったそうな。荷物になると思い、帰りがけにあげるわね、というまでは良かったが、宝くじを買う時点で、宝くじ売り場に忘れたそうな。友人の方が口惜しがっていたの、と言って、手に入ったちりめんじゃこを、なんとも不思議な事件と笑ってその一日は終わった。四人ともかっぱ村村民。かっぱのいたずらに遇ったのです。
 12月1日。葉山下山川、水源池橋。午前8時。100年は続けておられる河童さまへのお供え餅を合掌とともに供えに来られた須藤さん親娘を取材する。
 夕刻6時からは横須賀芸術劇場に「龍馬」・ミュージカルオペラを観に。世界が龍馬を知るときが来た! という触れ込み。脚本 ジェームス三木。 演出 江守 徹。音楽 小六 禮次郎。振付 國友 須賀(スガジャズダンススタジオ・IZANAI アカデミー 等主宰)。この須賀さん大向こうからひとりひとりに大声援の連続。ご苦労さまが言いたくて、出口にたたれる須賀さんに思わず声をお掛けした。私たちの席が須賀さんの席の前。初め誰?と感心したが、出演者の多くが須賀さんの教え子。元気をいただき、教えられ、感激したり、感動したり。國友須賀さんがんばって!応援します。

 そんなこんなの、師走の初め。パキスタンに送った荷物は14日2週間が過ぎましたがまだ到着していない模様。MR.FUJIWARAが年末年始の旅に出掛けてしまうというのに。

 また。