凱旋門は閉じて措く

凱旋門は閉じて措く

私の「新凱旋門」という題名の小品は“門”を閉じている。この門を凱旋という行動で行き来してはならない、という意味を込めたから。
最近になって、少しだけ開き、人のみが通れるように、加筆したのだが、どうしたものか、考え始めている。

さて、第59回目の展覧会は終了した。多くの方にご高覧いただいた。寒い中、雨の降る日もあり、それでも、予定の日と、また遠路遙々とお越し下さった方々、ありがとうございました。
どなたさまにも、何のおもてなしもできないまま、短い期間の展示会は、終わりました。
次はパリです。カルーゼル・デュ・ルーブルでの予定は6月12日が夕刻の7:00からベルニサージュ。13日、14日です。
極く小さな、更に小さな豆本をカラーで作って、展示する絵画に短歌を添えて、持参したいと考えている。
主催してくださる方々が100部位じゃぁどうにもならない、と、おっしゃるので、1000部作ろうと思う。
短歌は、既にフランス語に訳していただいている。

これからの作業はいつものように愉しんで進めていく。いきつもどりつ、、、。

門を閉じている 新凱旋門
10号サイズの油絵 Oil on canvas
門を閉じている 新凱旋門