ある認定証

ある認定証

 今、2月18日からはじまるギャラリーコンセプト21での52回目の展覧会に向けて、より充実した作品に仕上げようと、自分の絵画と向き合っている。出来るだけそれぞれがフレッシュな多田祐子作となるように、努めて。12日にニューヨークのギャラリーから戻ってきた作品を見ると、2001年作や2003年作が混じっていて、大いに真面目。これらは日本での発表は無いままにマンハッタンに置かれっぱなしだったもの。内一枚は暮れからお正月にかけての展覧会にも展示していたことや、常設のスペースに展示されていたから、画廊主が好きだったことが判る。いつまでも置いておけない、ということで今回戻ってきた。私としては旧作ながら発表できることで2枚助かった。ほぼ毎日枚数を数えてばかりいる。あと少しで終了といった作品がある時全く変わってしまうことだってあるから、当てにはならない数なのに。
 個展の前にいくつかのグループ展があって出品をどれにしようかと迷う。今回はほぼ新作。出来るだけ新作を、と思っているが、九州で発表した幾つかが加わることとニューヨーク帰りが混じる。ガラス張りの明るいギャラリーコンセプト21に飾るシミュレーションをそろそろと思いつつ、仕上がっていない作品に取り組んでいる。
  
 さて、そんな中で、最近フト目にした一枚の認定証。「心に残る世界的名作遺産」 多田祐子殿。2009年10月1日。 というもの。開封しないままの封書があって、なに?
心に残る世界的名作遺産 認定作家選考委員会 委員長 デミトリスミタラス  とあったのです。世界的名作遺産 かどうかは判りませんが、とにかく有り難うございます。
ギリシャ文字でしょうか、読めません。訳文が添付されておりました。コレクターの方々にご報告をしましょう。コレクターのお陰ですから。

認定証
認定証

なお、最近はブログばかりで、新作のWorksが発表出来ません。これには訳があって、自分ではとても出来ないのです。今少しお待ち下さい。すこしといっても一年と数ヶ月です。作品Worksは一つ一つ、クリックしていただくと大きい画面で見ることが出来ます。サイズや題名、制作年も見られます。絵が小さいというお声がありましたので、念のために。