平成からその先にある時代の芸術家・創造者たち 発刊記念展覧会

平成からその先にある時代の芸術家・創造者たち 発刊記念展覧会

元号がかわる5月1日から同6日まで、金沢21世紀美術館「市民ギャラリーB」において標記の展覧会が開催される。
私もオファーを受けて展示される。今、17年前に個展を金沢市で開催したことがあるので、その時の芳名帳を繰り出して
ご案内をしているのだが、今となっては達筆がすぎて、読めない方が多い。その時点では確か読めたはずだった。
まだ、途中で、発送し終えていないうちになんと、4通も戻って来た。宛所にいない、同じ番地に何人もいて配達出来ない、
そんな注意書きの赤スタンプ付きで。17年というのはもう相当昔らしい。松任市は既に無い。白山市という市名になっている。
これは発送前に気が付いて、松任市と書いた後で二本線で訂正して発送した。もう封筒の数が心細くなっていて、破り捨てることが
出来なかった。ご勘弁ください、なのです。
目の前で書いてくださっている時には、読めたはずなのにどうして時間が経つと読めないんだろう。私は相当ファジーで、大凡は
読める。人も“あなたはファジーだから” 読めるんだよ、と誉め?るくらい。
まだ間があるので残りのページの方々にもお出ししたい。今日土曜日は一通も戻ってこなかったので心は平安であった。

出品作は「西行・さまよう心」20号サイズ。この作品は長い間ニューヨークの画廊にあって、私自身ニューヨークへはもう行かれそうも
無い、と思い、送り返して頂いたもの。掲示します
奈良の佐保川で開催される桜祭りの行灯用水彩画を描いたのだが、そろそろ桜祭りも始まる。24日から4月5日まで。で、行灯に火が入れられるのは
3月30日から4月5日までなそう。(主催者・代表者さんからのオファーがあってのことです)
歌を詠んだ
やがて来る花の盛りを身を分けて佐保川に見む燈火祭りよ

で、西行の歌が好きな私
西行のそのきさらぎの望月が4日とせまる花咲くならむ          望月の夜は雲が厚かったです。しかし花は咲き始めました

西行・さまよう心/ 20号サイズ
コラージュ・油彩
西行・さまよう心/ 20号サイズ