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我が家の蜘蛛

 小寒い初夏。暖をとる我が家の蜘蛛たちは、常夜灯にそれぞれが張り付いています。低温火傷をしないものか、夫は気にしていますが、昼間の時間も暑くない限り、じぃっと張り付いています。餌はどうしているのかなぁ。

 何代目かの蜘蛛
寒がりや五代目
何代目かの蜘蛛

北鎌倉の野仏

 北鎌倉を散策していて見つけた野仏さん。なんだか愉しそうなご様子。ピンクの紫陽花は、北鎌倉古民家ミュージアムのあじさい小径で。 マーガレットは旧軽井沢に咲いていました。そのそばの地面、フロッタージュをしたいほどでしたが、せめて写真を。ちょっと用事があって1泊2日のバス旅行をしてきました。草津温泉に初めて行き、名所巡り、名物店に立ち寄り、峠の釜飯を久方ぶりに食べました。軽井沢の白糸の滝は、ipadで動画を撮影しましたが、写真は撮りませんでした。 この5日間ほどをまとめましたが、北鎌倉古民家ミュージアムでのあじさい展では、はるばると熊本市からたまさか観光を兼ねてご入場くださったご夫婦が「地球のモップ」と題したサムホールをお買い上げ下さいました。その同じ日にコレクターの一人が参りまして、オイルパステルをお付き合いしてくださいました。感謝。 そうそう、ただいまエディンバラから一時帰国のMr.Fujiwaraは無事に留学許可申請手続きを終え、各地の友人や、演劇グループ「真紅組」のエディンバラ公演の詰めに、大阪に立ち寄ったり、諸々の日本での予定遂行に走り始めました。まずは、二本松市に行きました。2〜3日後には岐阜県の奥飛騨で落ち合います。19日は大阪にいないとならないそうです。ランド・ローバーで移動しますが、気を付けてください、といったところです。

愉しそう
羅漢様
愉しそう
古民家ミュージアムでのあじさい小径で
くれない?
古民家ミュージアムでのあじさい小径で
旧軽井沢のマーガレット
ありの住処
旧軽井沢のマーガレット
地面
フロッタージュ風
地面

あじさいの小径・あじさい展四日目

 今日は私の絵の会場に掲げた暖簾を紹介します。そしてちょっと珍しい薄墨の作品を。これはパリの作家の方々が、yuko tadaの墨絵はどんなだろう?と云っている。と聞かされて、やむを得ずに描いたものです。全く道具立てが違うということは、パリの人々には解るはずもなく、油絵で先進国のフランスの芸術家を納得さすには、抽象画のわたしとしては、何を描こうか、随分考えました。墨を準備して、紙を延べたとたん、線だけでの表現にしました。静かな波。海上に月を描き、お仕舞いです。墨で描いたことは皆無でしたから、どうかこれで勘弁してください。という気持。パリ芸術祭に出品した作品。「月のプロフィール」と名付けました。評価はまだ聞いていません。是非会場でご高覧くださいませ。 なお、表装は日本一の松岡大經師。風鎮? 持っていないので、手作りのお手玉。

左「月のプロフィール」、パステル画、オイルでケーキの山
18点の作品から薄墨(左)
左「月のプロフィール」、パステル画、オイルでケーキの山
暖簾
この暖簾の近くに多田祐子の作品はあります
暖簾

北鎌倉古民家ミュージアムでのあじさい展・あじさいの小径

 古民家の周りに咲く山アジサイの数々。よく知られている紫陽花に先駆けて咲く。今が見頃の珍しいあじさいを是非ご鑑賞ください。
ほんの少しご披露しましょう。あとは古民家で、どうぞ。

石仏と
シュガーホワイト
石仏と
山アジサイ
これも?
山アジサイ
クレナイ でした
我が家にも植えたはず
クレナイ でした
☆のようなあじさい
さて?
☆のようなあじさい

明日は搬入・飾り付けです

 初夏の陽射しがまぶしい季節。明日は北鎌倉古民家ミュージアムでのあじさい展(あじさいの小径)の飾り付けをします。17点準備しました。内2点は2010年作です。オイルパステルを2点加えました。40号サイズと8号サイズはどうにか仕上げることが出来ました。得意になっている箇所をつぶすことになんという長い時間がかかったことか。まあ、いつものことです。初めに面白い表現をしてしまうと、全体がしっくりいきません。どうか40号サイズを覧にいらしてください。主には、6号、3号、サムホール、0号といった小品です。
 あちこちの庭にあじさいが咲き始めています。古民家ミュージアムの建物の周りには様々なアジサイがあります。建物の中は「あじさい展」。作家たちそれぞれのアジサイがみなさまのご来場をお待ちいたしております。
 では6月1日からのお楽しみに。

新作の一つ・これもあじさいのイメージから
カンガルーダンス
新作の一つ・これもあじさいのイメージから

Kaplaで遊ぶ

昨日夢中で遊んだことでした。ツイッターでご参照ください。

3塔作りました。
ツリータワー
3塔作りました。

白い花ばな

 我が家の庭は雑草に混じって今、源平下野が咲きそう。さつきが咲き出した。黄色い杜若(アヤメ?)が咲いている。これは踏まれても、鎌で刈られても、36年間咲いている。金城が最近は、健気だから大事にしようか、というくらいに丈夫。ちょっと邪魔な所に咲くものだから、いつも鎌で刈られる。そのあとから知らないうちに伸びて花を付ける。大事にしようかという言葉が伝わった物か、今年は花数が多い。それにシンビジュウムの黄色い花がまだ咲き続けている。地植えにしてから20年以上が経って、毎年5〜6本は花が咲く。種々の雑草の中で。昨日金城が草刈りをした。自分が植えた山紫陽花につぼみがつき、背が低いので咲いても見えないというわけ。

さて、そろそろ北鎌倉古民家ミュージアムでのあじさい展の準備が忙しい。題名を考え、額のほこりと、曇りを取り除いて、出来上がった物から、額装をし始めた。40号の絵が
今日できて、一応撮影もした。8号サイズしかり。一応というのは、また筆が加わることもあるので。今年は有り難い。昨年の大災害を忘れたわけではないが、描く気力が興るから。
今年は古民家ミュージアムのほうでDMを印刷したとのことで、明後日あたりには我が家に届く。いつものように1000枚とか2000枚というわけではないので、お近くの方々にのみ、郵送しようと思う。DMがなくとも入場出来ますのでご心配なく。

今日は我が家の白い花たちをお見せします。

蜜柑のはな
今年は少ないです。
蜜柑のはな
咲かせた胡蝶蘭
名付けて・願成寺
咲かせた胡蝶蘭
カラー
沢山咲きましたので再登場
カラー
チェリーセイジ
妖精またはクリオネみたいな花
チェリーセイジ

見ました、金環日食

今朝は起きた時には雨があがった様子。金城は夜露と言い張る。6:30分ころのはなし。金環日食は7:32分頃。空を見上げつつ、朝食の準備。雲が厚い。でも流れていく。ラジオに耳を傾けては、時計に目をやり、空を見てと、忙しい。金城が作った穴あきの紙と金環日食観察用の眼鏡を玄関に。外に出てみると、雲が切れそう。夫を呼ぶ。始まっていました日食を太陽の位置を確かめていよいよ金環日食。リングが見えました。見ました。みました。歴史的金環日食は劇的にも雲が切れ、二人で交替使用の眼鏡で見ました。
短い時間でしたが、この先300年後にしか見られないという金環日食に満足。ご近所のあちらこちらから、太陽が雲に隠れると、ああぁという声も聞こえてきて、この山の朝の風景。珍しい風景。鳥の声も一段と高く大きい騒がしいものでした。穴あきの紙の方は残念にも光不足で、影は期待通りにはいきませんでした。

あじさい展の出品作の一つをご披露します。

華の音
あじさい展出品作より
華の音

今年のあじさい展

 北鎌倉古民家ミュージアムでのあじさい展。今年もまもなく始まる。6月1日が初日。7月1日までのロングラン。今年も大作はない。小品ばかりだが、いよいよ毎日例によって数えてばかりいる。11枚が完成?。 ? というのは毎日観ていると(数えていると)思いつきが、いわゆる発見があって、また筆が加わる。8号に40号が加わると13枚になるのだが、8号の方はマット状態から進まない。40号は得意の部分があってそれが邪魔をしているとは判りながら、いじれずに時間ばかりが過ぎた。昨夜思い切ってその部分を消した。で、描き続ければいいところなのに、本日はなぜか衣替えに気分が向かってしまった。あと10日。40号が簡単に完成をみるわけがないのは判っているのに。
それにしても今年はありがたい。昨年は3月11日の大災害があって喪失感ばかりの日々。色も使えなかった。今年は描き直そうという気が起こるのだから。
古民家ミュージアムの小部屋を今年もいただいた。昨年のあじさい展はやさしい色合いばかりだった。紫陽花、イメージはやはりそんな色合いになる。ピンクの仕上がりが多い。ピンクといっても桜とは違う。古民家ミュージアムの周りにある山紫陽花の数々を昨年見ているのに、紫陽花を抽象化するとピンクになってしまう。桜の迫力はなくおだやかなピンク。まあ穏やかなピンクの絵をどうぞ覗きにいらしてください。残された時間で8号と40号が出来ると良いのですが。

明日の朝は金環日食が見られるように願っているところです。夫金城は日食眼鏡を準備して、小さな穴を開けた紙を用意して準備万端。お天気次第です。

田中朗&小貫和子ジョイント・ライブ

昨日の夜(10日)、小貫和子プロデュースのシャンソンライブに出掛けた。上野の池之端。小貫さんからご案内があって、「ご存知の田中朗さんとのジョイント・ライブ」です。これには真っ先に予約の電話をした。田中朗。彼はイベット・ジローさんのゼネラルマネージャーを長い間務められ、イベット・ジローさんが引退なさってからは10年程前に一回お会いしただけで、ご無沙汰の仲。その昔、私、多田祐子は頼まれイベントとして、3回イベット・ジローさんのコンサートを開催した。夫金城の音楽全般大好きが手伝って、金城の助けがあり、実現出来たのだが、最後の引退公演は16年前だそうな。田中朗さんが昨夜数えておられた。そのジローさんのコンサート開催を依頼してきたのが田中朗さん。
故立川談志曰く そんじょそこらの芸人たァ訳が違う、田中朗。絶妙な弾き語り、の田中朗。勿論田中朗のコンサートも一度開催したことがある。展覧会のオープニングで弾き語りをして戴いたが、出会ったのはもっと前。ある故人の遺作展があって、その会場に現れた田中朗。会場にはピアノがあって、思わず弾いた彼。居合わせたのは遺作展の主催者と私のみ。すごい!ピアノのイキな芸。私は拍手を贈った。名前はその時はまだお互いに知らない。“サクランボの実る頃”を一曲弾いた。故人が好きだった曲なそう。私もそれ以来“サクランボの実る頃”が大好きになった。ただし田中朗の歌う“さくらんぼの実る頃”だが。

 昨夜は、懐かしい思いがあったのか、一回目のステージ、二回目のステージ共に5曲というところを田中朗さんは一回目6曲、二回目は7曲弾き語ってくれる。勿論“さくらんぼの実る頃”も。「花の荷車」「もしも君に会えずにいたら」「鐘よなれ」「かもめ」「ミラボー橋」「詩人の魂」「風のささやき」「私の心はバイオリン」「ラ・メール」など。
終了時間を17分延長。ひげを生やして再会した夫金城のことをすかさず“王様”って云ってくれてヨイショしてくださった。
小貫和子さん、新曲に挑戦の曲目の中で生憎馴染みがなかったことも手伝って、知っている曲「思い出のサン・トロペ」「百万本のバラ」がよかったです。ありがとうございました。これからも新曲に挑戦することが元気の源と仰っておられました。次のステージVol.4はどなたとのジョイントでしょうね。
今回はとても懐かしい人に会わせてくださってありがとうございました。ジローさんは今年96歳ということも判りました。

江戸の上野池之端。不忍池の夕暮れ時。しきりにコウモリが餌を求めて池の上を飛んでいました。夫にはおよそ40年ぶりの不忍池だったのです。